火災保険の過半数に地震保険
昨年3月の東日本大震災を受け、地震保険に加入する人が増えている。損害保険料率算出機構が23日に発表したデータによると、2011年度中に新規契約された火災保険のうち、地震保険が付けられたものが、53%にのぼったという。
5.6ポイントの大幅増
地震被害を補償する地震保険は単独で加入することができない。火災保険に付帯する形で加入することになる。通常の火災保険だけでは、地震に伴う火災や津波などの被害に対しては保険金が支払われない。
新規の火災保険に対する地震保険の付帯率は、2003年以降増加傾向にあったが、昨年は震災の影響もあり、全国平均で5.6ポイントの大幅な増加がみられた。
付帯率が急騰した被災地
県別でみると、もっとも付帯率が高いのは宮城県の81.1%。もっとも低いのは長崎県の36.1%で、2倍以上の開きがみられる。
伸び率ではやはり被災地である東北3県に加え、茨城県、栃木県などで10ポイント以上の増加があった。

昨年3月の東日本大震災を受け、地震保険に加入する人が増えている。損害保険料率算出機構が23日に発表したデータによると、2011年度中に新規契約された火災保険のうち、地震保険が付けられたものが、53%にのぼったという。
5.6ポイントの大幅増
地震被害を補償する地震保険は単独で加入することができない。火災保険に付帯する形で加入することになる。通常の火災保険だけでは、地震に伴う火災や津波などの被害に対しては保険金が支払われない。
新規の火災保険に対する地震保険の付帯率は、2003年以降増加傾向にあったが、昨年は震災の影響もあり、全国平均で5.6ポイントの大幅な増加がみられた。
付帯率が急騰した被災地
県別でみると、もっとも付帯率が高いのは宮城県の81.1%。もっとも低いのは長崎県の36.1%で、2倍以上の開きがみられる。
伸び率ではやはり被災地である東北3県に加え、茨城県、栃木県などで10ポイント以上の増加があった。
