大韓航空、アシアナ航空など大手航空会社が最近、国内線運賃を値上げしたのに続き、格安航空会社(LCC)も相次いで値上げに動いている。LCCはサービスを簡素化する代わりに運賃が格安なはずだったが、大手航空会社の運賃とさほど差がなくなっており、LCC設立の趣旨に反するとの声が上がっている。
エアプサンは14日、9月1日から国内線運賃を平均9.1%値上げすると発表した。人気路線の金浦-済州線では、平日の片道運賃が6万2400ウォン(約4400円)から6万9000ウォン(約4800円)に、繁忙期には8万3700ウォン(約5800円)から8万9000ウォン(約6200円)にそれぞれ値上げされる。繁忙期の運賃は、大韓航空、アシアナ航空(10万7000ウォン=7460円)の83%に相当し、空港利用料や燃油サーチャージを加算すると、LCCを利用しても、運賃は10万ウォン(約7000円)を超える。
済州(チェジュ)航空も金浦、釜山、清州と済州を結ぶ国内線運賃を値上げする方向で済州道と協議中だ。平日5万8800ウォン(約4100円)、繁忙期8万500ウォン(約5600円)の金浦-済州線の運賃をエアプサン並みに引き上げる方針とされる。済州航空は当初、運賃を大手航空会社と比べ平均70%に設定していたが、08年に平均80%水準に値上げしている。
イースター航空は7月1日から繁忙期運賃を平均5%値上げした。ティーウェイ航空も9月から国内線運賃を約9%引き上げる方針とされる。大韓航空が100%出資するジンエアーも他社の動向と市場の状況を見極めながら、国内線運賃値上げの是非を検討している。
利用客からは「大手航空会社と運賃に差がなければ、LCCと言えるのか」と不満が聞かれる。欧州のライアンエア、東南アジアのエアアジアなどが大手航空会社の50-60%という低運賃で集客しているのとは対照的だ。

エアプサンは14日、9月1日から国内線運賃を平均9.1%値上げすると発表した。人気路線の金浦-済州線では、平日の片道運賃が6万2400ウォン(約4400円)から6万9000ウォン(約4800円)に、繁忙期には8万3700ウォン(約5800円)から8万9000ウォン(約6200円)にそれぞれ値上げされる。繁忙期の運賃は、大韓航空、アシアナ航空(10万7000ウォン=7460円)の83%に相当し、空港利用料や燃油サーチャージを加算すると、LCCを利用しても、運賃は10万ウォン(約7000円)を超える。
済州(チェジュ)航空も金浦、釜山、清州と済州を結ぶ国内線運賃を値上げする方向で済州道と協議中だ。平日5万8800ウォン(約4100円)、繁忙期8万500ウォン(約5600円)の金浦-済州線の運賃をエアプサン並みに引き上げる方針とされる。済州航空は当初、運賃を大手航空会社と比べ平均70%に設定していたが、08年に平均80%水準に値上げしている。
イースター航空は7月1日から繁忙期運賃を平均5%値上げした。ティーウェイ航空も9月から国内線運賃を約9%引き上げる方針とされる。大韓航空が100%出資するジンエアーも他社の動向と市場の状況を見極めながら、国内線運賃値上げの是非を検討している。
利用客からは「大手航空会社と運賃に差がなければ、LCCと言えるのか」と不満が聞かれる。欧州のライアンエア、東南アジアのエアアジアなどが大手航空会社の50-60%という低運賃で集客しているのとは対照的だ。
