第6回食品検査結果発表
国際的な自然保護団体「グリーンピース」は18日、第6回となる食品のセシウム濃度調査結果を発表した。恒例となっているスーパーの魚に加え、今回は回転寿司についても大手4社の商品を検査した。

マサバ、ブリ、スズキからセシウム
スーパーについては大手8社が店頭販売している魚が調査対象となった。東日本太平洋側を産地とするサバ、ブリ(イナダ)、サケ、カツオ、キンメダイ、サケ計16サンプルを調査したところ、マサバ、ブリ、スズキなどからセシウムが検出された。

3.8~7.6ベクレル/kgと値は基準値より低いものの、4サンプルから検出されており、海洋汚染の深刻さがうかがえる結果だった。

回転寿司ではイワシにセシウム
回転寿司ではカッパ寿司、くら寿司、元気寿司、スシローの大手4社を調査。1社あたり5サンプル、計20サンプルが検査された。

検査にあたっては、ウェブサイトおよび店舗でネタとなる魚の産地を確認。国内産および太平洋を産地とする商品を中心に選択した。調査期間は5月29日~6月26日。

その結果、くら寿司のマイワシからセシウム137が5.5ベクレル/kg(±1.3)検出された。


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