これは日本だけでなく世界的に進んでいる兆候で、とある文房具メーカーが独自に調査したところ、衝撃的な事実が判明した。2000人を対象に調べたところ、平均6週間にわたってまともな筆記をしておらず、このまま行くと人類は自力で文字がかけなくなるのではないかと懸念している。
 
この調査を行ったのは、文具のネット通販を行っている「Docmail」だ。同社が2000人を対象にアンケートしたところ、平均して6週間にわたってまともに文章を書いていないことが判明。3分の2の人は、走り書き程度のものしか行っていないと明かした。一番ひどいひとで6カ月間筆記していないという。

さらに「つづり」がわからずに、PCやスマホのテキストメッセージを確認したという人がほとんどだった。あまりにも文字を書く習慣が薄れてしまったため、「筆記能力が落ちた」と自覚する人も半数以上に上っている。

このことについて同社の常務デイブ ・ブロードウェー氏は、筆記環境が乏しくなったとしながらも、「気持ちを伝えるのに筆記は重要」と語っている。しかし、アンケートに答えたうちの40パーセントの人が、「伝わるのであれば、つづりや文法が間違っていても問題なく、手書きである必要もない」と回答している。


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