みなさん、ピルって飲んでいますか? 日本では普及率3.4%(2010年時点|厚生労働省「男女の生活と意識に関する調査」より)というピルですが、避妊率99.9%なので避妊方法としてかなり有効です。
そんななか5月24日、英BBCニュースがこんな驚きのニュースを報じました。なんと、「男性用ピルの開発」に一歩近づいたというのです。でも、男性用ピルって、いったいどんなしくみなのでしょうか?
ついに「精子の成長を止める遺伝子」を発見!
スコットランドにあるエジンバラ大学の生殖医療センターの研究者は、男性不妊の原因を調査していました。その際に、「Katnal1」という遺伝子が不妊を起こす作用があることを突き止めたのです。
「Katnal1」は、精子にとって重要なたんぱく質をつくるはたらきをもっています。精子にたんぱく質が不足すると、できそこないの精子として身体から破棄されてしまうのです。
つまり、精巣内の「Katnal1」遺伝子の動きを制御できれば、ホルモンレベルを変えることなく、精子の成長をとめることができるのです。
研究者のひとり、リー・スミス医師は「もし、精巣でこの遺伝子を対象とするなにかしらの方法を発見できれば、男性用ピルの開発は遠くない」といいます。
「遺伝子操作で避妊する」って危なくない?
男性用ピルの開発がここまで進んでいるなんてすごい! でも、遺伝子を操作するなんてちょっと怖いような……。
エジンバラ大学の研究者スミス医師は、「Katnal1」は成長の後期段階の精子細胞だけに影響を与えるので、「Katnal1」の動きを制御しても精子の生産能力を妨げることはない、と言っています。
そして、男性用ピルの服用をやめれば、精子の状態はもとに戻るとのこと。なるほど、それなら安心かもしれませんね。
また、シェフィールド大学の男性学講師のアラン・パーシー医師は「男性の避妊については長年の間、解明が必要とされており、絶対に達成できない研究だともされてきました。男性用ピルを開発するカギは、精子の生産に関係している睾丸、または他の細胞のいずれかに限定して調べなければいけません。でないと、男性用ピルが体内の細胞や組織に危険な副作用をもたらす可能性があります」と指摘しました。
精子という重要な部分のはたらきを制御するのは、簡単なことではないようですね。引き続き、研究がんばってください!
はたして男性用ピルは流行するのか?
男性用ピルの開発によって、男性も避妊する側なのだということを認識してくれたら、それだけでも価値がありそうですね。妊活女子にとっては厳しい展開になりそう……。
しかし、男性がピルを飲む時代になっても、「オレ、ピル飲んでるから平気」などと偽る男が出てきそう……とも思ってしまいました。
どんなにピルが一般的になっても、自分の身を守ることと、病気を防ぐという面でも、やはりコンドームの装着は欠かしてはいけませんね。

そんななか5月24日、英BBCニュースがこんな驚きのニュースを報じました。なんと、「男性用ピルの開発」に一歩近づいたというのです。でも、男性用ピルって、いったいどんなしくみなのでしょうか?
ついに「精子の成長を止める遺伝子」を発見!
スコットランドにあるエジンバラ大学の生殖医療センターの研究者は、男性不妊の原因を調査していました。その際に、「Katnal1」という遺伝子が不妊を起こす作用があることを突き止めたのです。
「Katnal1」は、精子にとって重要なたんぱく質をつくるはたらきをもっています。精子にたんぱく質が不足すると、できそこないの精子として身体から破棄されてしまうのです。
つまり、精巣内の「Katnal1」遺伝子の動きを制御できれば、ホルモンレベルを変えることなく、精子の成長をとめることができるのです。
研究者のひとり、リー・スミス医師は「もし、精巣でこの遺伝子を対象とするなにかしらの方法を発見できれば、男性用ピルの開発は遠くない」といいます。
「遺伝子操作で避妊する」って危なくない?
男性用ピルの開発がここまで進んでいるなんてすごい! でも、遺伝子を操作するなんてちょっと怖いような……。
エジンバラ大学の研究者スミス医師は、「Katnal1」は成長の後期段階の精子細胞だけに影響を与えるので、「Katnal1」の動きを制御しても精子の生産能力を妨げることはない、と言っています。
そして、男性用ピルの服用をやめれば、精子の状態はもとに戻るとのこと。なるほど、それなら安心かもしれませんね。
また、シェフィールド大学の男性学講師のアラン・パーシー医師は「男性の避妊については長年の間、解明が必要とされており、絶対に達成できない研究だともされてきました。男性用ピルを開発するカギは、精子の生産に関係している睾丸、または他の細胞のいずれかに限定して調べなければいけません。でないと、男性用ピルが体内の細胞や組織に危険な副作用をもたらす可能性があります」と指摘しました。
精子という重要な部分のはたらきを制御するのは、簡単なことではないようですね。引き続き、研究がんばってください!
はたして男性用ピルは流行するのか?
男性用ピルの開発によって、男性も避妊する側なのだということを認識してくれたら、それだけでも価値がありそうですね。妊活女子にとっては厳しい展開になりそう……。
しかし、男性がピルを飲む時代になっても、「オレ、ピル飲んでるから平気」などと偽る男が出てきそう……とも思ってしまいました。
どんなにピルが一般的になっても、自分の身を守ることと、病気を防ぐという面でも、やはりコンドームの装着は欠かしてはいけませんね。
