世間はまたまた「ギリシャ危機」報道一色に染まっているが、一体全体、今回で何回目の「ギリシャ危機」騒ぎであろうか?
「欧州経済危機」については、これまでのエントリーにてコメントしてきたとおり、実態以上に過剰演出され、危機感を煽る報道が繰り返されているというのが”事の真相”であろう。
ギリシャでは遂に銀行預金の引き出しが殺到して取り付け騒ぎが起きているとの報道がなされているが、それを騒ぐのであれば、お隣の韓国にて今年に入ってから何行もの金融機関が営業停止処分を受け、韓国中で取り付け騒ぎが起きているにも拘らず、これについては何故大きく取り上げられないのかを考えてみて欲しい。
答えは簡単、いつもの如く、大手マスゴミの”偏向フィルター”を通して、”国家権力””支配者層”にとって都合の悪いものはすべて蓋をされ、隠蔽されるということである。
で、5/16の日経新聞朝刊の見出しが「“マネー変調 現金志向に” “安全資産 金まで下落”」というものであったようであるが、早い話、”安全資産”である金(ゴールド)にシフトしている個人マネーを換金させるのがその狙いであろう。
早い話、「金(ゴールド)を売って紙幣に換金しろ」と言っているのである。
投資の世界ではよく「噂で買ってニュースで売れ」という格言が用いられるが、これは「何か噂で情報を得れば即買って、大新聞にてニュース記事になったら即売れ」ということである。
即ち、新聞・TVでニュースになってから「買い」を入れるようではもはや遅く、いち早く「売り逃げ」するが勝ちということである。
しかし、小生がこの格言の解釈で言いたいことは少々意味合いが違い、嘘つき大新聞が「買え」と言えば”売り”であり、逆に「売れ」と言えば”買い”ということである。
その視点で日経新聞記事を解釈すると、「金(ゴールド)は今まさに”買い”」ということである。
今日(5/17)の国内金地金の小売価格が「1グラム=4,243円」(前日比 +19円)となっているが、一時「1グラム=5,000円」に迫ったことを考えるとかなり割安な水準と言ってよいであろう。
小生に言わせれば、日経の推奨する「現金(紙幣)志向」など愚の骨頂である。
何故なら、以前から繰り返しコメントしている通り、ギリシャ・欧州発の経済危機はやがて”本丸”アメリカとその”属国”日本に飛び火することは不可避であり、そうなれば紙幣などいくら持っていてもただの”紙屑”と化すからである。
ペーパー資産たる株式や債券の類も勿論同様であり、そんな時モノを言うのが金(ゴールド)や食物といった”実物資産”である。
その観点に立てば、国民に「手持ちの金を換金して現金を持て」と主張する日経が如何にデマカセで国民を欺くものであるかが窺い知れるであろう。
「本当に金(ゴールド)は大丈夫なのか?」
小生も預言者でも何でもないので100%何が正しいかなど判ろうはずもないが、以下に転載した豊島逸夫氏の相場観をみれば、中国・インドをはじめとする新興国の買い支えが単なる”投機”ではなく、実需に基づく健全なものであるかが理解できるであろう。
豊島氏のコメントの中でも、特に「長期保有の現物購入は先物市場のレバレッジがかかった売買に比べ地味であるが、”買いっぱなし”ゆえ、ボディーブローの如くジワリ効く」という言葉はまさに”金言”であろう。
即ち、ユダ金連中の”売り仕掛け”は、実際に手持ちのカネより何倍もレバレッジのかかった”見せ金”同然ゆえ、一時的なマーケットの大きな下げを演出はできても、先物の「売り玉」は次なる「買い玉」となるゆえ、同マーケットがそう遠くない将来に元に戻るのは必然ということである。
そのような”売り仕掛け”を繰り返しては、大手メディア・御用経済評論家・御用アナリスト・御用マネー雑誌を駆使して個人投資家を恫喝し、「狼狽売り」を誘っては安値でそれを掠め取るというのが連中のいつもの手口なのである。
というわけで、今回のゴールド相場の下げは逆に大きな「買い」シグナルと言えるものではなかろうかというのが個人的見解である。
誤解しないでいただきたいのであるが、小生が「買い」を推奨するのは”投資商品”としての金ではなく”実物資産”としての金であり、資産の”運用”ではなく資産の”保全”目的である。
したがって、株式・為替等、他にも上げ下げしている金融商品は多々あるが、これらの”ペーパー資産”などまったく関心がないし、お奨めするつもりなどサラサラない。
それにしても世界各国にて銀行預金の取り付け騒ぎが現実のものとして起き始めているという事実は非常に危機感を覚える話であり、一部の人間たちによって引き起こされる「世界大恐慌」の足跡がすぐそこまで近づいていることを感じずにはいられない思いである。

「欧州経済危機」については、これまでのエントリーにてコメントしてきたとおり、実態以上に過剰演出され、危機感を煽る報道が繰り返されているというのが”事の真相”であろう。
ギリシャでは遂に銀行預金の引き出しが殺到して取り付け騒ぎが起きているとの報道がなされているが、それを騒ぐのであれば、お隣の韓国にて今年に入ってから何行もの金融機関が営業停止処分を受け、韓国中で取り付け騒ぎが起きているにも拘らず、これについては何故大きく取り上げられないのかを考えてみて欲しい。
答えは簡単、いつもの如く、大手マスゴミの”偏向フィルター”を通して、”国家権力””支配者層”にとって都合の悪いものはすべて蓋をされ、隠蔽されるということである。
で、5/16の日経新聞朝刊の見出しが「“マネー変調 現金志向に” “安全資産 金まで下落”」というものであったようであるが、早い話、”安全資産”である金(ゴールド)にシフトしている個人マネーを換金させるのがその狙いであろう。
早い話、「金(ゴールド)を売って紙幣に換金しろ」と言っているのである。
投資の世界ではよく「噂で買ってニュースで売れ」という格言が用いられるが、これは「何か噂で情報を得れば即買って、大新聞にてニュース記事になったら即売れ」ということである。
即ち、新聞・TVでニュースになってから「買い」を入れるようではもはや遅く、いち早く「売り逃げ」するが勝ちということである。
しかし、小生がこの格言の解釈で言いたいことは少々意味合いが違い、嘘つき大新聞が「買え」と言えば”売り”であり、逆に「売れ」と言えば”買い”ということである。
その視点で日経新聞記事を解釈すると、「金(ゴールド)は今まさに”買い”」ということである。
今日(5/17)の国内金地金の小売価格が「1グラム=4,243円」(前日比 +19円)となっているが、一時「1グラム=5,000円」に迫ったことを考えるとかなり割安な水準と言ってよいであろう。
小生に言わせれば、日経の推奨する「現金(紙幣)志向」など愚の骨頂である。
何故なら、以前から繰り返しコメントしている通り、ギリシャ・欧州発の経済危機はやがて”本丸”アメリカとその”属国”日本に飛び火することは不可避であり、そうなれば紙幣などいくら持っていてもただの”紙屑”と化すからである。
ペーパー資産たる株式や債券の類も勿論同様であり、そんな時モノを言うのが金(ゴールド)や食物といった”実物資産”である。
その観点に立てば、国民に「手持ちの金を換金して現金を持て」と主張する日経が如何にデマカセで国民を欺くものであるかが窺い知れるであろう。
「本当に金(ゴールド)は大丈夫なのか?」
小生も預言者でも何でもないので100%何が正しいかなど判ろうはずもないが、以下に転載した豊島逸夫氏の相場観をみれば、中国・インドをはじめとする新興国の買い支えが単なる”投機”ではなく、実需に基づく健全なものであるかが理解できるであろう。
豊島氏のコメントの中でも、特に「長期保有の現物購入は先物市場のレバレッジがかかった売買に比べ地味であるが、”買いっぱなし”ゆえ、ボディーブローの如くジワリ効く」という言葉はまさに”金言”であろう。
即ち、ユダ金連中の”売り仕掛け”は、実際に手持ちのカネより何倍もレバレッジのかかった”見せ金”同然ゆえ、一時的なマーケットの大きな下げを演出はできても、先物の「売り玉」は次なる「買い玉」となるゆえ、同マーケットがそう遠くない将来に元に戻るのは必然ということである。
そのような”売り仕掛け”を繰り返しては、大手メディア・御用経済評論家・御用アナリスト・御用マネー雑誌を駆使して個人投資家を恫喝し、「狼狽売り」を誘っては安値でそれを掠め取るというのが連中のいつもの手口なのである。
というわけで、今回のゴールド相場の下げは逆に大きな「買い」シグナルと言えるものではなかろうかというのが個人的見解である。
誤解しないでいただきたいのであるが、小生が「買い」を推奨するのは”投資商品”としての金ではなく”実物資産”としての金であり、資産の”運用”ではなく資産の”保全”目的である。
したがって、株式・為替等、他にも上げ下げしている金融商品は多々あるが、これらの”ペーパー資産”などまったく関心がないし、お奨めするつもりなどサラサラない。
それにしても世界各国にて銀行預金の取り付け騒ぎが現実のものとして起き始めているという事実は非常に危機感を覚える話であり、一部の人間たちによって引き起こされる「世界大恐慌」の足跡がすぐそこまで近づいていることを感じずにはいられない思いである。
