ニューヨーク(CNN) 2001年の米同時多発テロで崩壊したニューヨークのワールドトレードセンター(WTC)跡地で建設が進んでいる超高層ビル「ワン・ワールドトレードセンター」が100階の高さに到達した。エンパイアステートビルを抜くのももうすぐだという。

地元港湾局が3日に明らかにした。港湾局によると、同ビルの現在の高さは約380メートル。今後数週間で鉄骨の構造物が完成すれば、観光名所として知られるエンパイアステートビル(高さ約381メートル)を抜いてニューヨーク一の高さになる見通し。

ワン・ワールドトレードセンターは、マンハッタン南部の「グラウンドゼロ」と呼ばれたWTCツインタワー跡地に建設中で、2013年から14年初めにかけての完成を目指す。

先端の電波塔を含めると完成時の高さは約541メートル。シカゴのウィリスタワー(旧シアーズタワー、442メートル)を抜いて全米一高い構造物となる。フロアは90階までがオフィスビル、その上の10階は冷暖房や発電などの設備を収容し、最上階に展望デッキを設ける。オフィススペースは既に半分以上が賃貸契約済みで、出版大手のコンデナストや中国の不動産投資会社が入居を予定しているという。

同ビルの隣接地にあるツインタワーの跡地には、2つの池を配した追悼広場があり、池を囲む青銅板に2001年と1993年のテロで犠牲になった約3000人の名前が刻まれている。