ウィンドウズXPはすべてのエディションで2014年4月までサポートを受けられるが、個人向けのウィンドウズビスタは2012年4月にサポートが終了する。2017年までビスタを使えるのはビジネスユーザーのみだ。
XPのサポートが終了するのは2014年。その後継OSのVistaは当然それ以降まで使えるはず――。そう思っている人は多いだろう。しかし、さにあらず。ビスタは2012年4月にサポートが終了してしまう(
これにより、2012年4月以降は、ビスタ向けの更新プログラムは提供されない。ビスタのユーザーは、最新OSのウィンドウズ7への移行を余儀なくされる。ビスタユーザーは今から要注意である。
■逆転現象の背景に「XPの大ヒット」
なぜこのような逆転現象が起きるのか。それを理解するには、マイクロソフトのサポートポリシーを理解する必
要がある。そもそも、サポートには「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類がある。
メインストリームサポートは「スターター」や「ホーム・プレミアム」などの個人向けエディションが対象で、期間
中は無償の問い合わせサービスや、セキュリティ関連の修正プログラムなどの提供を受けられる。ウィンドウズ
OSの発売から5年間というのが、提供期間の目安だ。
一方、延長サポートは「ビジネス」や「エンタープライズ」といった企業向けエディションが対象で、メインストリー
ムのサポート終了から5年続く。この期間は、セキュリティ更新プログラムだけ提供されるのがセオリーだった。
XPのサポートが終了するのは2014年。その後継OSのVistaは当然それ以降まで使えるはず――。そう思っている人は多いだろう。しかし、さにあらず。ビスタは2012年4月にサポートが終了してしまう(
これにより、2012年4月以降は、ビスタ向けの更新プログラムは提供されない。ビスタのユーザーは、最新OSのウィンドウズ7への移行を余儀なくされる。ビスタユーザーは今から要注意である。
■逆転現象の背景に「XPの大ヒット」
なぜこのような逆転現象が起きるのか。それを理解するには、マイクロソフトのサポートポリシーを理解する必
要がある。そもそも、サポートには「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類がある。
メインストリームサポートは「スターター」や「ホーム・プレミアム」などの個人向けエディションが対象で、期間
中は無償の問い合わせサービスや、セキュリティ関連の修正プログラムなどの提供を受けられる。ウィンドウズ
OSの発売から5年間というのが、提供期間の目安だ。
一方、延長サポートは「ビジネス」や「エンタープライズ」といった企業向けエディションが対象で、メインストリー
ムのサポート終了から5年続く。この期間は、セキュリティ更新プログラムだけ提供されるのがセオリーだった。