今週、ある飲み物に関するニュースが世界を震撼させた。そのニュースとは、あの世界的に有名な炭酸飲料「コカ・コーラ」の極秘レシピが明らかになったというものだ。コカ・コーラのレシピは、1886年に薬剤師のジョン・パンバートン氏が考案したとされており、長年そのレシピは謎のベールに覆われたままだった。

しかし今回、アメリカのラジオ番組「Thisamericanlife.org」 がそのレシピを発見したと発表し、世界に衝撃を与えた。そもそもコカ・コーラのレシピは、コカ・コーラ本社があるアメリカのアトランタで厳重に保管されていると言われてきた。その保管場所も、24時間態勢のガード付き地下金庫室らしく、そう簡単に盗み出せるような場所ではない。

また、コカ・コーラに関する都市伝説の中には、レシピを知っているのは最高幹部の二人だけだと唱える説もある。これは二人のうち一人が不意な事故で死んでも、もう一人がそのレシピを守り続けられるからだという。

このようにコカ・コーラのレシピに関する都市伝説は多く、そのレシピの価値は計り知れないものだとされてきた。そして、今回「Thisamericanlife.org」がコカ・コーラのレシピを発見したと主張しているわけだが、彼らは一体どうやってその幻のレシピを発見したのであろうか?

彼らの話によると、そのレシピは1979年2月8日に発行されたアトランタの地方新聞「Atlanta Journal-Constitution」に掲載されていたという。その新聞には、確かにコカ・コーラのレシピらしきものが載っており、この写っているレシピはパンバートン氏のオリジナルレシピを模写したものに違いないと「Thisamericanlife.org」は主張する。コカ・コーラ発祥の地であるアトランタの新聞紙に掲載されていたことを考えると、これは容易に否定はできない。

そして、これがその新聞に載っていたレシピだ。(単位はすべてアメリカ式で計算)

■コカエキス・・・3ドラム(約11.1ミリリットル)
■クエン酸・・・・3オンス(約84グラム)
■カフェイン・・・1オンス(約28グラム)
■砂糖・・・30 <※分量は、写真からはっきり読み取れなかったとのこと>
■水・・・2.5ガロン(約9.5リットル)
■ライムジュース・・・・2パイント1クォーター(約1リットル)
■バニラ・・・・1オンス(約28グラム)
■キャラメル 1.5オンス(約42グラム)<※着色の度合いによっては、これ以上>
■香料7X <5ガロン(約19リットル)のシロップに2オンス(約56グラム)の香料7Xを加えて作る>
・アルコール・・・8オンス(約240ミリリットル)
・オレンジオイル・・・20滴
・レモンオイル・・・30滴
・ナツメグオイル・・・10滴
・コリアンダー・・・5滴
・ネロリ・・・10滴
・シナモン・・・10滴

この香料7Xがコカ・コーラ独特の風味をもたらす重要な材料であり、これが再現できないがためにコカ・コーラの味は守られてきたと言っても過言ではない。

「Thisamericanlife.org」は実際にこのレシピで作って飲んでみたところ、今のコカ・コーラと全然違った薬の味がしたという。これはオリジナルレシピが発明されて今に至るまでの125年の間に、香料を抽出する技術が発達し、少ない材料からより強い香料を抽出できるようになったからだと「Thisamericanlife.org」は推測している。




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