大塚国際美術館には、本当に素敵な複製画ばかりで、感動するのですが。。。
その中でも、足が止まり動けなくなった絵がありました。
それが、この絵。
そうそう、大塚国際美術館では、写真を撮っても大丈夫なのです。
説明のパネルを読むと。。。
画家と娘。
え?この女性が自分で描いたの???
それに抱いているのは娘さんです。
それも、自分より先に娘を失くして、寂しい晩年だったと。。。
とても、気になって帰ってから調べてみました。
ヴィジェ・ルブラン
マリーアントワネットと同い年で、マリーアントワネットの寵愛を受け、18世紀、最も成功した美貌の女性画家として、有名な人でした。
恥ずかしながら知りませんでした。
マリーアントワネットの肖像画は、何度も本で見たことがありますが、30作品以上の絵をヴィジェ・ルブランが描いていたそうです。
マリーアントワネットの素敵な肖像画は友人であるルブランが描いてくれるから、あんなに優しい表情をしていたのでしょうか。
フランス革命の中、娘と逃げて生き延びたそうです。とても怖い経験をしたと思います。
マリーアントワネットも、ルブランも悲しい最後でしたが、2人で友人として過ごした日々は、幸せな気持ちと、笑顔が溢れる毎日だったのではないかと思います。
こんなに素敵な表情の絵を描いたのですから。。。
私も母として、幼い子供を抱いていた時の幸せな気持ちを思い出す事ができました。
有難う。ヴィジェ・ルブラン。
まだまだ感動した絵がありますが、長くなるので、次に続きます。🍀