高校生3年生の時。
隣の席のOくんと少しずつ仲良くなった。
見た目は色白で、病弱そうで、運動とかしなさそうなタイプだった。
部活にも入ってなくて、学校か終わったらすぐ帰っていた。
しばらくしてOくんが実は私の家のすぐ近所に引っ越して来た事がわかった。
それからたまに一緒に帰るようになった。
そして仲良くなるうちに、実は彼がかなりのサッカー好きだということが判明した。
学校が終わった後、社会人チームに混ざってサッカーの練習をしていた。
しばらくして、なんとデート?に誘われた!
スポーツ店に行くのに付き合ってという事だったが、私はこれがどういう意味を持っているのかさっぱりわからなかった。特に自分に好意がある訳ではなく、ただ家が近所だからということもあるし…。でも私はすでに彼のことが好きだったので、単純に嬉しかった。好きな人の前でごはんを食べる事はこんなにも緊張するのかってぐらい緊張した。確か親子丼を頼んだんだけど、上にかかってる刻みのりが歯についてたらどうしようとかいろいろ考えてしまい、もう食べた気がしなかった。
しばらくして今度はサッカーの試合に誘われた。
正直サッカーのルールはさっぱりだったけど、一緒に汽車に乗って、バスに乗ってお出かけできる事が嬉しかった。
今が楽しいからこそ、私は前のように自分の気持ちを伝える事ができなかった。そして向こうが何か言ってくることもなかった。
つづく