PARIS女子旅1日目。
着いたのがお昼近かったので、まずは、腹ごしらえで、
アジア飯から始まります!
ベトナムなフォーのお店、SONG HENGへ!
ちっちゃいお店で、メニューは、牛肉のフォーとビーフン飯のみ。
サイズが大と小で選べます。
私は、フォーをオーダーしてみました。
6人掛けのテーブルが3つと、2人掛けが1つというほんとに小っちゃいお店では、
相席が基本。

本場ベトナムのフォーに近いスープでかなり感動です。
近隣で働いている人が常連で来ているようなお店ですが、
日本人もけっこう来るようで、お店のおばちゃんは、「ちっちゃい?おっきい?」とか
日本語でサイズを聞いてくれます。
そして、水を頼むと「水?」とか片言の日本語を話せるところがさすが。

生ミントの葉ともやしが別皿でついてきて、好きなだけ丼の中へ入れます。
うーん、いいね~☆
席がせまいのが落ち着かない感じではありますが、なんだかB級グルメっぽくて、イイ!
そして、小サイズでも十分なボリュームで、お腹はいっぱいです!
そこから、一駅程度歩いて以前から行きたかったポンピドゥーセンターへ!
(Centre National d’Art et de Culture Geroges Pompidou)

中に入るとドデカイ シネコンのような切符売り場(笑)

お目当ての展覧会に行く前に、尊敬するマティスの展覧会がやってたので、
さっくりそちらも見てきましたー♪
マティスは、多作な画家で有名ですが、今回のこの展覧会では、
彼が何度も同じモティーフで描いていることをとりあげて「Paires et Series」という切り口で
作品を紹介していました!
これは、かなり面白かったです。
二つの同じモティーフを扱った作品が並べて展示してあって、比較して見れました。
いやー、この企画展、キュレータがすごいなーと思います。
この二つの絵が同じモティーフだと気が付くところがすごい(笑)
その後は、コンテンポラリーアートの常設展示へ!
こちらは、所蔵作品も多いし、各種映像が自由にみられる場所もあり、
みんな想い想いのスタイルで堪能しています。

こんなどでかいキノコも!

これなんかむっちゃ好き☆

あ、このシャガールもイイ!

そして、この一体何が描かれてるんだ?この色鮮やかな中に?と思う一枚の絵。。。。。

と
思ったら、これは、刺繍で埋め着くされた布。
生活の中のさまざまモノ、ヒト、が刺繍で布の上に表現されて複雑な深みを出しています。
写真だと、その空気感はちょっと伝わりませんが、、こう、吸い込まれていくような感じ。
そして、この中で見つけました!
「命」という漢字! そう、日本語の漢字です。
さぁ、どこにあるのかな?見つけてみてね~☆
さんざん見て回り、最後は、ブランクーシのアトリエを訪れます。

生前のアトリエがそのままの姿で再現、展示されているものです。
パリでの晩年、彼のアトリエはモンパルナス地区にあったのですが、地区整備対象となり、
取り壊しを余儀無くされたため、作品ごとフランスに寄贈し、
ここに至ります。
ブランクーシの有名な作品で大好きなのは、「無限柱」と「空間の鳥」ですが、
日本のブリジストン美術館にも、有名な「接吻」がありますね。
彼は、美術を学んだ後、大工として働いたこともあるようですが、
ロダンの工房で彫刻を学び、抽象化への道を自分で見出し、ミニマル・アートへの先駆けとなっていきます。
そんな中で、実は、あのイサム・ノグチがブランクーシの助手をパリでしていた時期がありました。
2年間の中で、イサムは方向性を見いだせたんでしょうか?
少なくとも、彼のアトリエはブランクーシの影響を受けているようです。
イサムと言えば、、、
ブランクーシは彫刻に集中できないイサムをかなり怒鳴りつけていたようです(笑)
「最初だからこそできるものを大切にせよ。はじめから破棄する試作としてものをけっして作るな。
今より以上の良いものができると決して思うな」
「もし君の心が仕事と一体になっていないなら、別のことをやりなさい。ただし、彫刻家にはなるな」
※ドゥス昌代 著 「イサム・ノグチ 宿命の越境者」より引用。
その時、その一瞬を大切にする、今だからこそ出来ること、今しか出来ないことを大切にするという心。
日本でいう「一期一会」の精神をブランクーシはとても重要視していたんでしょうね。
そして、彫刻家という仕事、自分の日々の活動にプライドも持っていたんだと思います。
でも、そんな情熱とは裏腹に、このアトリエは、光がイッパイで、とても静かで安らぐ空間でした。
どこまでもどこまでも続くような、タイトルどおりの「無限柱」。
柔らかいけど、スッと一本筋の通ったような「空間の鳥」

様々な種類ののみや道具がかけられたアトリエ、そして、その素材がゴロゴロを置いてあり、
ひょっこりドアの向こうからブランクーシが現れそうです。
それらのノミをふるいながら作品制作の没頭する姿を妄想しながら、このアトリエを後にしました。
そうそう、別ネタですが、ミュージアムショップに行ったら、こんなものが。

ご当地キティならぬ、ご当地リサとガスパール?笑。
キャラものってやっぱり世界中で愛されるんですねー
初ポンピドゥーだったんですが、かなーりたっぷり堪能できる、イイところでした。
歩き疲れて、出た後は、すぐにcafeに駆け込んだ二人。
隣りのテーブルのお子ちゃまのあまりの可愛さに痛い足も癒されました。

●L’Atelier BRANCUSI【アトリエ・ブランクーシ】
pl. Geroges Pompidou 75004 Paris
メトロ : 1・4・7・11・14番線 Châtelet、11番線 Rambuteau
開館 : 水曜~月曜日 14:00~18:00
閉館 : 火曜日、5月1日
入館料 : 無料
Tel : 01 44 78 12 33
www.centrepompidou.fr
着いたのがお昼近かったので、まずは、腹ごしらえで、
アジア飯から始まります!
ベトナムなフォーのお店、SONG HENGへ!
ちっちゃいお店で、メニューは、牛肉のフォーとビーフン飯のみ。
サイズが大と小で選べます。
私は、フォーをオーダーしてみました。
6人掛けのテーブルが3つと、2人掛けが1つというほんとに小っちゃいお店では、
相席が基本。

本場ベトナムのフォーに近いスープでかなり感動です。
近隣で働いている人が常連で来ているようなお店ですが、
日本人もけっこう来るようで、お店のおばちゃんは、「ちっちゃい?おっきい?」とか
日本語でサイズを聞いてくれます。
そして、水を頼むと「水?」とか片言の日本語を話せるところがさすが。

生ミントの葉ともやしが別皿でついてきて、好きなだけ丼の中へ入れます。
うーん、いいね~☆
席がせまいのが落ち着かない感じではありますが、なんだかB級グルメっぽくて、イイ!
そして、小サイズでも十分なボリュームで、お腹はいっぱいです!
そこから、一駅程度歩いて以前から行きたかったポンピドゥーセンターへ!
(Centre National d’Art et de Culture Geroges Pompidou)

中に入るとドデカイ シネコンのような切符売り場(笑)

お目当ての展覧会に行く前に、尊敬するマティスの展覧会がやってたので、
さっくりそちらも見てきましたー♪
マティスは、多作な画家で有名ですが、今回のこの展覧会では、
彼が何度も同じモティーフで描いていることをとりあげて「Paires et Series」という切り口で
作品を紹介していました!
これは、かなり面白かったです。
二つの同じモティーフを扱った作品が並べて展示してあって、比較して見れました。
いやー、この企画展、キュレータがすごいなーと思います。
この二つの絵が同じモティーフだと気が付くところがすごい(笑)
その後は、コンテンポラリーアートの常設展示へ!
こちらは、所蔵作品も多いし、各種映像が自由にみられる場所もあり、
みんな想い想いのスタイルで堪能しています。

こんなどでかいキノコも!

これなんかむっちゃ好き☆

あ、このシャガールもイイ!

そして、この一体何が描かれてるんだ?この色鮮やかな中に?と思う一枚の絵。。。。。

と
思ったら、これは、刺繍で埋め着くされた布。
生活の中のさまざまモノ、ヒト、が刺繍で布の上に表現されて複雑な深みを出しています。
写真だと、その空気感はちょっと伝わりませんが、、こう、吸い込まれていくような感じ。
そして、この中で見つけました!
「命」という漢字! そう、日本語の漢字です。
さぁ、どこにあるのかな?見つけてみてね~☆
さんざん見て回り、最後は、ブランクーシのアトリエを訪れます。

生前のアトリエがそのままの姿で再現、展示されているものです。
パリでの晩年、彼のアトリエはモンパルナス地区にあったのですが、地区整備対象となり、
取り壊しを余儀無くされたため、作品ごとフランスに寄贈し、
ここに至ります。
ブランクーシの有名な作品で大好きなのは、「無限柱」と「空間の鳥」ですが、
日本のブリジストン美術館にも、有名な「接吻」がありますね。
彼は、美術を学んだ後、大工として働いたこともあるようですが、
ロダンの工房で彫刻を学び、抽象化への道を自分で見出し、ミニマル・アートへの先駆けとなっていきます。
そんな中で、実は、あのイサム・ノグチがブランクーシの助手をパリでしていた時期がありました。
2年間の中で、イサムは方向性を見いだせたんでしょうか?
少なくとも、彼のアトリエはブランクーシの影響を受けているようです。
イサムと言えば、、、
ブランクーシは彫刻に集中できないイサムをかなり怒鳴りつけていたようです(笑)
「最初だからこそできるものを大切にせよ。はじめから破棄する試作としてものをけっして作るな。
今より以上の良いものができると決して思うな」
「もし君の心が仕事と一体になっていないなら、別のことをやりなさい。ただし、彫刻家にはなるな」
※ドゥス昌代 著 「イサム・ノグチ 宿命の越境者」より引用。
その時、その一瞬を大切にする、今だからこそ出来ること、今しか出来ないことを大切にするという心。
日本でいう「一期一会」の精神をブランクーシはとても重要視していたんでしょうね。
そして、彫刻家という仕事、自分の日々の活動にプライドも持っていたんだと思います。
でも、そんな情熱とは裏腹に、このアトリエは、光がイッパイで、とても静かで安らぐ空間でした。
どこまでもどこまでも続くような、タイトルどおりの「無限柱」。
柔らかいけど、スッと一本筋の通ったような「空間の鳥」

様々な種類ののみや道具がかけられたアトリエ、そして、その素材がゴロゴロを置いてあり、
ひょっこりドアの向こうからブランクーシが現れそうです。
それらのノミをふるいながら作品制作の没頭する姿を妄想しながら、このアトリエを後にしました。
そうそう、別ネタですが、ミュージアムショップに行ったら、こんなものが。

ご当地キティならぬ、ご当地リサとガスパール?笑。
キャラものってやっぱり世界中で愛されるんですねー
初ポンピドゥーだったんですが、かなーりたっぷり堪能できる、イイところでした。
歩き疲れて、出た後は、すぐにcafeに駆け込んだ二人。
隣りのテーブルのお子ちゃまのあまりの可愛さに痛い足も癒されました。

●L’Atelier BRANCUSI【アトリエ・ブランクーシ】
pl. Geroges Pompidou 75004 Paris
メトロ : 1・4・7・11・14番線 Châtelet、11番線 Rambuteau
開館 : 水曜~月曜日 14:00~18:00
閉館 : 火曜日、5月1日
入館料 : 無料
Tel : 01 44 78 12 33
www.centrepompidou.fr