「今年のGWは”成瀬あかり”に捧げようと思う。」
っていうくらい”成瀬あかり”ファンとなってしまった私。今年のGW中は宮島未奈著「成瀬は天下を取りにいく」の続編である「成瀬は信じた道をいく」を読んでいました。
いやー、今回も痛快でした。
「我が道を行く」主人公の成瀬あかりが次から次へとやりたいことを見つけ、綿密に行動していく。ある人から見ると「変人」と言われようが「我関せず」というふうに。だが、彼女の行動で関係した登場人物達は大きく影響され、その後、彼女の生き方に魅了されてしまう。そう、この記事を書いている私もその一人です。
今回、どのエピソードも面白かったんですが、私が一番好きなエピソードは「やめたいクレーマー」ですかね。最後のオチが最高でした。
でね、エピソード「探さないでください」を読んで思い出したことが。。。
それは昔、私が人生で１回だけ「スタンプラリー」をやって完全コンプリートしたという思い出。当時、一緒にいた女性から「ここでスタンプラリーしてるって。挑戦してみない？」と言われ「えーっ、めんどくさいし、時間が勿体無いじゃん。」って私は反対したんだけど無理矢理挑戦させられ。。。確かスタンプが７割くらい集まったくらいかな？言い出しっぺの女性よりも私の方が熱中してしまい。。。駅のコンコースで迷ったり、間違ってビルの地下駐車場に迷い込んだりしたんだけど、なんとかスタンプを全部集めて景品交換の締切時間ギリギリに間に合ったという出来事があったのね。いやー、今でもあの時のスタンプラリーでの達成感と興奮は忘れないです。
私は最初「スタンプラリー」って「子供の遊び」って決めつけていましたから。。。。成瀬あかりからは、そういった「決めつけ」や「思い込み」で「人生を棒に振ってはいないのだろうか？」と問われているような感じがします。（ふと立ち止まって考えてみると、やりたいことや気になること、いっぱいや！！）
この本の主人公である成瀬あかりは、もしかすると私の人生も変えてしまうかもしれない。次はどんな成瀬あかりに会えるのだろうか？続編が楽しみでなりません。
ぱにゃにゃんだー！
