先日、映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(略称「デデデデ」)前章」と映画「変な家」を観てきました。

まず、映画「デデデデ」の方なんですが、原作の長い物語を映画では「前章」と「後章」の二つに分けるため、物語の構成が原作と変わっていました。といっても悪い変更ではなく、「前章」を観た人はすんなり「後章」の物語に入れると思います。


この物語は小山門出と中川凰蘭(おんたん)という普通の女子の友情を描いているのですが、その世界は「頭上に侵略者の母艦が浮いている」という特異な環境なんです。彼女たちは何とも言えない恐怖を常に感じているんだけど、門出とおんたんは普通の日常生活をしていきます。(恋愛もするし、受験もします。)ですが、じわりじわりと彼女たちも異変を感じていきます。。。

物語には「8.31」とか「A線」という言葉が出てきますが、これは誰しもが「3.11」(東日本大震災)と「放射線」(核爆弾)がモチーフだと想像できると思います。もし、有事が起こった場合、私たち一般人が知りえる情報とは?とるべき行動とは?歴史は繰り返されるのか?

この映画は、原作を読んでいなくても楽しめる内容になっておりますが、速足で物語が進んでいくので原作を読んでいた方が楽しめるんじゃないかと私は考えます。(おんたんの独特なセリフは聞きなれないワードがいっぱいだしね。w)あー、でもそれだと結末が分かっちゃうか?(「前章」の伏線もバレちゃいますね。)

まぁ、自己判断におまかせします。ちなみに、私は原作の第91話で大葉圭太が現れたシーンでボロ泣きしました。


次に映画「変な家」ですが、いやー、面白かったです。私は原作を知らないのですが、Jホラーとして久々に見ごたえがありました。(ジャンルとしてはミステリーが正解かな?)同じ劇場に居た春休み中であろう女子たちも悲鳴とまでは言いませんがざわざわしていたし、上映終了後散発的に拍手が起こっていました。(たまたまかもしれませんが。。。)

特に佐藤二朗さんのおどろおどろしい演技は光っていましたね。あと、私がこの映画で一番ドキドキしたシーンは、描写と音響で驚かすシーンではなく”雨宮(間宮祥太朗)へ栗原(佐藤二朗)から電話で「宮江恭一さんは結婚していません」と言われたシーン”ですね。このシーンで「こいつ(宮江柚希)は、誰や!?」って驚愕してしまいました。

最後が含みのある終わり方だったのも良かったです。(怖いよー!)


気になった方は、これらの映画もチェックしてみて。

 

ぱにゃにゃんだー!

 

 

P.S.

このしょげこの破壊力といったら半端ねぇ。

 

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