キャンピングカーの再生の小休止が続きます
 

12月も半ばになって

そろそろお正月準備です

 

毎年 しめ飾りは

親父の自家製を飾っていましたが

親父も米寿を超え

そろそろ私もできるようになっておかないと

と親父に1日弟子入りです

 

 

まず材料は藁と麻紐です

 

道具は 木の槌と木の台

あと子供の頃に使った竹製粘土ベラのようなもの

 

それでは取り掛かっていきます

 

まず、少し水で湿らせてあった藁を

木槌でたたいて柔らかくします

手櫛で葉っぱや細い茎を取り除いて

茎だけにしていきます

初めてにしてはきれいにできた感じです

 

ここからこの藁を編んでいくのですが

両手+両脚を使い続けないと

解けてしまうので

写真が取れませんでした

 

手順としては

①縛った所から先を3等分して細い3束にする

②2束をそれぞれ右方向に捩じりながら 2本を左方向に捩じる

③先まで行ったら先を縛って解けなくする

④残りの一束を右方向に捩じりながら 2本でできた縄に左方向に巻き付けていく

先まで行ったら3本の先を縛って解けなくする

の流れです

できたのが こんな感じです

感覚を忘れないうちに

どんどん作って

3本が完成

 

次に足を作っていきます

藁の細い束の真ん中くらいを

ひもで縛って

そこで二つに折ります(赤矢印

このひもは しめ縄本体への固定に

使うので長めに残します

折った所が戻らないように

2つまとめて縛ります(青矢印

 

できた足をつけていきます

ここで粘土ベラのような道具を使います

この道具は

横から見るとこんな形で 

青矢印の所まで割ってあります

 

割ってあるところに 作った足を挟んで

しめ縄本体にぐいぐい差し込んでいきます

竹は深く差し込むほどテーパー作用で

足を挟む力が強くなるので

外れてこなくなります

昔の人の知恵を感じます

足が縄の上面に見えるまで差し込みます

そこでさっきの長めに切った紐で

本体に固定して完成です

なかなか上手くできたと自己満足!

 

感覚忘れないうちに

残りの2個も足を付けて完成です!

 

あとは、もう少し先に

裏白・橙・若葉を付けて完成です

今つけてしまうと

お正月前に 裏白が乾いて まるまってしまうので

 

ちなみに一般的な締め飾りはしっぽが右

作ったものと反対方向なのですが

我が家は昔からこの向き

 

伊勢地方はしっぽが左らしいので

親父が最初作ったときに

伊勢地方のしめ飾りを真似たのかな~?