キャンピングカー再生㉘テンションロッドのブッシュ交換

 

ボロボロのキャンピングカーの再生記録です

 

今回の作業は、

テンションロッドのブッシュ交換です

 

テンションロッドは、赤矢印の部品です

ロアアーム と シャーシをつないで

ロアアームを正しい位置でスイング

できるようにする部品です

シャーシへの取り付けは ゴムブッシュを介していますが、

オレンジ矢印の様にひび割れてつぶれてしまっており

ロアアームの正しい位置に保持できない状態に

なっているので交換します

 

ブッシュを締めている

ロアアーム側のナットに

位置をマーキングしてから緩めます

 

32mmのナットなので

それなりのトルクで締っており

手で緩まなかったので

写真のようにジャッキを使って

赤矢印の方向に操作して緩めました

 

緩んだところで シャーシ側のナットを外して

ロアアームに取り付いているボルト2本を外して

テンションロッドが外れました

青矢印がブッシュでもうボロボロ

 

ナット、ワッシャ(緑矢印)、間座(赤矢印)、

ワッシャ、ナットの構成になっていて、

ブッシュは間座の外周部についています

 

この構造なので、ナットをもとの位置で絞めれば

締め上げすぎてブッシュがつぶれすぎたり

アライメントが狂ったりはしないはずです

 

左が元のブッシュ、右が新品です

元のは形まで変わってしまっています

いすゞディーラーで買ったとき

品番間違いじゃない?と思ったほどです

逆の順に組み付けて

最終はシャーシ側のナットをしっかり締めて完成です