はじめまして!
斉藤まゆといいます。

これまで比較的何でも上手くいっていた"優等生"タイプのママが、
自分を再発見し、自分らしく心からの笑顔で生きるためのサポートをしています。

突然ですが、学業を終えて、いざ自分の足で立っていこうという時になって、

自分が分からなくなる事ってないですか?


ひたすらやってくる「選択」。

自分で決めないといけない場面の数々。

 

もちろん学生時代だって色んな選択をしているのですが、

何だかけた違いな怖さ。

誰にも守られていない感。

(今となってはそうではないと分かるのですが…)

 

急にもっと大きな海原に放り込まれたようで、
小さな「選択」や「決断」がすごく怖い。

 

それもそのはずで、学生時代に得意だった『正解』というものが

どこにもないんですよね。
テストなら一つだけの正解があって、それを求めれば〇(安心)が貰えた。

自分は間違っていなかったという証拠が貰えた。


私はそこにぶち当たったとき、

「確かな自分」というものが無いことに気が付きました。

 

自分の選択に自信が持てない。

自分の意見が合ってるかどうか分からない。

間違えるのが怖い。

失敗が怖い。

 

そんな私は、学生時代は絵に描いたような優等生。

成績優秀、運動も得意で、部活も全力。

地元の進学校に進み、

国立の難関大学に現役合格しました。

 

もちろん、大学では全国から超優秀な人が集まるので、

”上には上がいる”というのを何度も痛感しました。

でもこれくらいの壁はまだ序の口(笑)

 

4年間のキャンパスライフと、1年間の休学(世界中巡ってました)を経て、

ずっと憧れていた国際協力の仕事に就くことができました。

小さなNGO団体で、途上国の支援活動と、

日本国内での教育活動を行っていました。

 

一般企業の内定を蹴ってまでやりたかった仕事。

やる気に燃えていた20代前半です。

 

しかし、少しずつ自分の気持ちの変化に気付きます。

ずっとやりたかった仕事のはずなのに、なぜか心から楽しめない。

もっとバリバリ仕事をこなしていくイメージだったのに、

現実の自分は全然違う。

 

メール一本打つのも超慎重。

何度も読み返しては編集しなおす…

 

電話なんて怖くて毎回心臓ドキドキ。

かける前に脳内で会話のイメージトレーニング(笑)

 

資料作るのも、どこまで作りこんだらいいのか分からず

すごい時間がかかってました。

当然、めっちゃリサーチするし、細かい部分まで作りこむから、

完成度はめちゃくちゃ高い(笑)

でも「なんか違う」「こんなはずじゃない」って感じてました。

 

今となっては分かるけど、

”やりたいからやる”、”楽しいからやる”ではなくて、

失敗しないように頑張るが前提だったから、

当然楽しめるはずがないですよね。

 

そう、本来ならば自分の中で育んでいくはずだった”答え”を、

ずーっと自分の外側に求めていたんです。

あるはずもない『正解』を探し続けていました。

 

そりゃ楽しめるはずがないですよね~。

本当、今になって分かります。

 

そして、その理由が分かるのは、

もう少し経ってからのことです。(つづく)