経緯度を計る道具

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某巨大掲示板で見たお話で気になってるものがありました。ということで、今朝は玉川上水旧水路緑道をず～っと歩いてみました。

なんかしらの測量などの記念碑や日時計にこうした経緯度を記したものがあるものですが、意外と見落としてる気がします。代々木公園には日時計はあれど、こうしたものが全く見あたりません。しょうがないので管理事務所で聞いてみたところ、測量で使うようなものはあれどこうしたモノはないとか。

新宿中央公園に行けばあるだろうと思ったのでしたがやはりナシ。あたりまえにナシ。見落としたのだろうか。それとも西新宿のビルのアメニティ空間にあるのかと思えど探すのもだるく思う中、代々木大山公園運動場にあるらしいと知り早速行ってみました。

やりたい事といえば、この記念碑の上で位置計測をしてみようということです。
別に適当なところを適当に測定すればいいだろうと思うけれど、出かけることに意味があるわけです。

ご存じPSPのみんなの地図３。最短距離などをはじき出してくれますが、楽な道も傘いらずの道も都市部の極一部が使える程度であまり当てにならず。と思ったケド、階段の昇り降りが少ないところの検出はあれど、坂道はあまり加味されていないような。これを出張で使う人もいるらしいのですが、ワタシの場合だと出張先では海外だろうが国内だろうが出迎えが来るので全く気がつきませんでした。それはさておき。測定してみるとこの石碑に記されたとおり、ばっちり北緯35°40′06″東経139°40′42″を差してくれました。画像が見にくいですが正しくこの値を示しています。

それからx-Radar Portableの地図は回転できないので当面このみんなの地図３で出場することになりそうです。あれはあれでどんな引きこもりが企画してるんだろうと言わんばかりに悲惨な感も。

さて、VX-8DのGPSはご覧の通り35度40分19秒の139度40分31秒。まー誤差誤差。と思いたいところではありますが、ブラウン管のナビとかの時代ではあるまいしこれはおかしい！ところがGoogleMapでは正しく差してくれます。

さーこれはどういうことなのでしょう？
実はコレが測地系というモノの差なのです。この件に関し、APRSではWSG-84を使えと指定はあるものの、VX-8Dの取説にはこのあたりが解説されていません。こちらでは測地系の切り替えは可能だけども、みんなの地図はないのでそういうモノがあると言う事を知らずにこの違いを無視して連絡するとトンデモナイ事が起こりそうです。
まー家で地図を眺めて出かけた気分になるひとは関係ないのでしょうけど(笑)

話は戻ると某巨大掲示板のどの板のどのスレでこの情報を得たのだろうか謎は深まるばかり。

というわけで。こうした測地系での誤差があると言うお話でした。
知ったかぶりでココだココと経緯度で伝えて数百メートルの差がでたら平地ならいいけど、山だったらトンデモナイ事になります。住宅地だったらなんとかなれど、何も無いところだったらコワっ。