水温くなり、いざ行かんと思うも既に3週連続の朝未遂

前日どんなに忙しくとも、目覚めて通っていた頃とは違うこの数年は日の出に気持ちが勝てない。

それが果たして重ねた年齢によるものなのか、あるいは近年起こりつつある釣れない状況からの冷めた気持ちによるのかは定かではないが、どちらにせよ日が昇った頃に行かない自分を責めるのが恒例になっている。

そして悶々としながら過ごした夕方に勝負をかけたいと隙を探すが何かしら用事に埋まり上手くはいかない歳頃である。


が、今日に限っては昼過ぎてから夕方まで自由な身になった。

洗いたてのシエラを置いてポルシェで出撃

最初の1匹を決めていたダムの貸しボートが終わるにはまだ早いので時間調整にその先の陸っぱり限定の小さなダムへ向かった。



曇天とはいえまだまだ明るい時間に着いたが家から遠い事と公園化されてあまり面白味が無いような先入観から古くからバスが居るにも関わらずポイントを良く知らない。

数少ない持ち駒のポイントへ向かうと親子、カップルなどなどで早々に参ってしまった。

仕方なく違う場所を開拓することに湖岸を周り「人が居ない風が無いワンド」を探してみたらちょうどいい感じの場所発見、しかも流れ込み付き。

こんな場所が!と慌てて準備して水辺に降りると鵜がいた。人は居ないがやっぱりというか魚は出ない、鵜を払いつつシャローがらみの広場についてまずはアワビインナーハンド 

そしてチャグポップ。

何も起きずに痛恨のインナーハンドをロスト、ダブルフック仕様だったので雑に投げてしまったせいだ。

気を引き締めるためにトリプルフックのリルポップを結んでキャスト

沖のブッシュを過ぎ、出ないなー、と思ってたら

ガボッと追ってきた!

ググンと合わせて更にグッとロッドを立てる

頂いて初めてのバスマニック60TL

柔らかすぎる

もうすごい満月、たぶんそんな魚じゃない

誰かに見られたくない

早く取り込まねば



初バス34センチ、嬉しいとにかく一匹目が釣れた

今年もこれで始まるようだ


そして迎えたプライムタイム

本命のホームはボート解禁による魚のスレ具合は年を追う後に強くなり、必勝のローテーションも不発に終わった。

あそこが最後の楽園になるかもしれない。