ドル円 : 上昇トレンドに変わりは無い。現状の円高は調整とみる。90円割れは底固い動きとなりそうだ。90円割れには、ストップロスが入ってきている。
ユーロ円: ユーロ圏で今月に大量の利払いの噂。ギリシャ国債が4月と5月にそれぞれEUR8bioの償還があり、ユーロのリスクになっている。
豪ドル円: 昨年の高値(85.31)に迫る勢い。主要国との金利差が広がり、幅広い通貨に対して買われている。ユーロの下落局面でも、底固く推移しそう。
昨日は、大口のユーロ円の売りに押される形でドル円が下落した。11月の米中古住宅販売成約指数が-16と大きく低下し、米住宅市場が依然として低迷しており、ドル安の要因となっている。ドル円の上昇トレンドは変わっていないと見るが、クロス円を含めて円安のスピードが速かったことからその巻き戻し(円高)が起こっている。オーダー状況は、90円を下回ったところに大口のストップロス(損切りのドル売りオーダー)が入っているもよう。
昨日は、中東勢や米系ファンドから大口のドル売りが持ち込まれた。彼らはドル売り・ユーロ買いを中心に取引を行い、その影響でドル円が92円前半まで緩んでいる。チャート上は、100日移動平均線と25日移動平均線の”ゴールデンクロス”が意識されており、ドル円の上昇を促しそうだ。UBSは、FEDの利上げをマーケットの予想(年後半)よりも早まると見ており、これがドル円のサポート材料となると見ている。オーダーは90-92までドル買いオーダーが並んでいる。一方、上サイドはドル売りオーダーが95円まで並んでいる。