ドル金利が大きく下落している。OISで見た利上げのタイミングは、当初の6月からこの1週間で9月までずれ込んでいる。ドル金利の低下と昨日発表された米貿易赤字の拡大を手がかりに、ドル円を売り込むプレーヤーが散見されるが、90円台は非常に固い水準になるだろう。90円割れでは、菅財務大臣の発言がボディーブローのように効いてきそうだ。オーダー状況は、90.50から下にドル買いオーダーが並んでいるが、上サイドは薄い状況となっている。
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先週金曜日の雇用統計を受けて、ドル金利が下落している。OISで見た米ドル利上げのタイミングは8月以降にずれ込んでいる。ユーロが対ドルで1.4550まで回復し、ドル円ではリアルマネーのドル売り/円買いが見られた。オーダー状況は、94.50からドル売りが並んでおり、下サイドはドル買いが優勢であるが、91.50や90.00などのポイントではストップロスが入っている。
菅財務相の発言は、95円以下を円高とみなし、80円台では日銀と協力して介入する可能性を示唆したと見ている。ファンダメンタルズやチャートで反転のサインが出ているタイミングだけに効き目がありそうだ。雇用統計のNFPについては、今週に入り上方修正するところが多く、コンセンサスがプラス予想になっているようだ。ドル円は、94円台にドル売りオーダーが並んでいる。一方、下値は軽いドル買いとなっている。