読書リスト(2)に「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い  西尾維新」を追加しました。

 絶海の孤島に住む財閥の令嬢が様々な分野の天才を招待する。工学の天才の付き添いとして滞在する普通人「ぼく」はエキセントリックな天才たちに翻弄されるが…。

 絶海の孤島を舞台にした密室殺人といういわゆる「本格」ってやつでしょうか?私は知的パズルとしての「本格」は余り楽しめないのですが(明晰な頭脳がないもので…)、これは楽しめました。頭脳明晰でありながら自虐的な「ぼく」、エキセントリックな天才たち、などのキャラクターの魅力でしょうか?
 それにしても「ぼく」の自虐的な部分に共感してしまう私って…(苦笑)。