読書記録に「グイン・サーガ104 湖畔のマリニア」を追加しました。
1979年から現在まで発行され続けている超長編小説の正伝104巻。他に外伝が19巻あり、合わせると123巻にもなります。大雑把に言うと、「剣と魔法の世界」に突如現れた豹頭人身の男「グイン」を中心に繰り広げられる戦国絵巻、といったところです。
当たり前ですが「グイン・サーガ103 ヤーンの朝」の続きです(笑)。

タンポポさんのところで感想のTB集をやってます。
いろいろな人の感想を読むことが出来ますよ♪

WARNING! 以下、ネタバレを含みます。注意!!
『感想』
 まずタイトルですが、私はてっきりケイロニアのマリニア姫のことだと思ってました。「サイロンの近くに湖なんかあったかな~」と思いつつ。実際は前巻からの順当な続きでグインとマリウスの道中記でした。
 作者がハンドブック3で述べていた通りあのフロリーの登場です。かなり地味なキャラなのになんとタイトルに採用です。しかも「彼」の息子付きで!!グインたちに出会ってしまうのもなんというヤーンのいたずら。
 ストーリーの中心はマリウスが守りの堅いフロリーをどう攻めるか?ですが(笑)、こちらは今のところマリウスの思う壺のようです。ただ、今後は激動の展開が予想されるのでそんな余裕は無さそうです。
 本当のストーリーの中心はやはり謎の「光団」です。何やらマリウスの正体も知っているようですし…。
少々胡散臭いミロク教が目立つようになってきたり、「光団」というネーミングといい、今後、何か宗教的な展開があるのでしょうか?