『あの日のあなたへ☆』





あの日
あの時
あなたと
初めて逢った



初めて逢ったのに
初めて逢ったあなたは
とてもとても
懐かしい香りがして



思わず
わたし
にっこり微笑み
「こんにちは!
お久しぶりね!」
……だなんて
言っちゃったの



初めて逢った
ふたりなのに
何の違和感もなく
すっかり意気投合



知らなかった時間は
遠距離恋愛の恋人が
ちょっと
離れていた時間みたいで



知らなかった時間は
すぐに埋まっていったね



あの日
あの時
あなたに逢えたから
今のわたしがいるの



愛し愛されて
今のわたしがいるの



時を経ても色褪せぬ
あの日
あの時の
桃色のときめき



あの日の
あなたがいたから
今のわたしがいるの



変わらない
あの日の
わたしのままで





作/凜





。。。。。。





『あなたが居てくれたから』





歩く道に

いつも

何かを探して…いた



躓いて

立ち止まって

何度も

涙を流した



行く先に

いつも

何かを探して…いた



俯いて

座り込んで

何度も

ため息を溢した



それでも



歩いているのは



あなたが

居てくれたから



あなたが

優しさをくれたから



流した涙を

溢した ため息を



笑顔に変えて

あなたに

届けよう



天が

願いを叶えてくれるなら

あなたに

笑顔を



あなたの歩く道を

優しく照らす笑顔を





作/Ruy





。。。。。。





『あなたがいるから』





あなたが
わたしを呼んでいる



あなたの魂が
わたしを求めてる



心の奥底で
確かに聴こえる
あなたの声が
わたしを呼んでいる



光が差してくる
光はあなたのほうを
照らしている



早く
おいで
こっちだよ



ぼくはここにいるよ



あなたが
わたしを照らしている



一歩 
また一歩
ゆっくり
歩き始めたわたしは
あなたのほうへ



そこに
あなたがいるから



懐かしい
微笑み浮かべる
あなたがいるから





作/凜