『後ろ姿』 作/江彰 透足早に歩きながら振り返らずに大空に叫ぶ「追いかけておいで」「だって…」口ごもる溢れそうなその先の言の葉聞き流す振り向いて聞いてあげたい君の辛さわからないでもない君だけなら振り向くこといとわない君のこの先の未来君の背中を追いかける魂頑張って「ついておいで」茨の山道少しでも樹木で階段を敷くために先を歩くから作/江彰 透