女流詩人撰集十日間マラソン

折り返し地点。


シンプルな字数から

滲み出る言の葉

御三家

撰集していきたいと思います。


なんと言ってもまずは彼女から


【乙女の気まぐれ日記】


乙女ちゃん


現在無事4000首を終え

5000首へとシフトアップして

目指しています。

彼女の並々ならぬ飽くなくチャレンジ精神には

頭が下がります。


実はお会いしたことのある

アメンバーさんのお一人


素敵な大人のレディーなんだけど

彼女が幾つになっても

「ちゃん」づけが似合う大人の女性

真の強さの中に

甘い香りが漂うみたいな感じかな?


ついつい無理しがちな

あなた

くれぐれもご自愛を忘れないで

お過ごしくださいね♪


では

彼女の短歌

ごゆるりと

ご堪能くださいませ♪



。。。。。。




湧き出ては
書き留めもせず
只いつも
思いのままに
綴る言葉よ






何故(なにゆえ)か
分からぬ内に
歩き出し
またこの道を
悔やむでしょうか







漕き出した
小舟は何処へ
行くのかと
尋ねてみても
答は出ない







足元に
小さな小石
見付けては
遠くへ投げて
また追掛ける







繰り返す
言葉と意味に
問い掛ける
今の気持ちに
嘘は無いかと







やりもせず
出来ない事と
言う前に
やってみましょう
始めの一歩







励まされ
もう少しだけ
続けよう
そんな気持ちで
踏み出す一歩








『サヨナラ』と
書いた日記を
また開き
『こんにちは』って
呟いてみた








閉じたまま
『サヨナラ』してた
この日記
閉じたあの日を
忘れはしない







『サヨナラ』と
閉じた日記に
再開を
願う多くの
声が届いて








『サヨナラ』の
文字を今だけ
変えてみた
『ヨロシクネ』って
照れくさそうに







目を閉じて
心静かに
問いかける
今の私は
安らかですか?





人恋し
寂しがりや屋の
この私
関わる人の
優しさ嬉し







病室で
白い天井
見つめては
ため息混じり
頬杖を付き





作/気まぐれ乙女