今回は素敵な作品を投稿いただきました。

彼女の希望で匿名希望なんだけど

管理人が

独断と偏見で

作者名を銘々しました。

末尾に記載しております。











。。。。。。




はじまりは
そよぎ吹く
風のように訪れ





あなたと
伴に
寄り添うように
歩いていたいと
想っていた





時の悪戯





「愛してる」って
ささやく貴方の唇





信じていたかった





二人重ねてきた
秘めた時の逢瀬ほどに
甘い想い出は消えず
傷として痛みとして残る





「愛してる」
その言葉
優しさの偽り





出会った頃は
同じ愛の深さだと信じ
貴方だけをまっすぐに愛した





「お願いいかないで」
「私を一人にしないで」





思いのまま叫ぶことが
できたなら
少しは楽になるの?





せめて
この束の間
だけでいいから
止めてほしい





心の声が聞こえるなら
叫んでいる





「いかないで」





「愛してる」





切ないほど貴方を愛している





声にはならない





別々の道をいく
あなたの後ろ背を見送るから





静かに背を向けるから





さよなら
よりも
切ない





愛してる





この時を
永久に
胸に刻むから





作/迷子の子猫




。。。。。。



君がどんなに


迷子になろうとも


僕の心の中を


無邪気に


駆けずり回ってるだけ


僕のハートが


開園している限り


思う存分


迷子になって


大丈夫だからね


それより


なにより


自分を


大事にしてね


でなきゃ


閉演になっちゃうよ