『深愛』 作/諒
あなたとの会話には
雑音がない
あなたの声が
あなたの言葉だけが
澄んだ空気のように
私の身体中に
沁み込んでいく
あなたを想う心に
雑念はない
ただ
ただ一途にあなたを想い
ただひたすらに愛するだけ
たとえば
私の想いを
静かな水面に
そっと浮かべてみる
想いは
水面に溶け合いながら
ゆらゆらと揺れて
深い
深い水底へと沈んで
蓄積されるように
私の
あなたへの愛も
心の深い
深いところに
静かに穏やかに
蓄積されて
いくのでしょう
誰にも触れられない
深い
深い
場所で…
。。。。。。
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