年越しは

純恋さん



「ガキ使」を

毎年欠かさずに観ているってことで

私も

始めて視聴して年越しをしました。


こんなに大笑いで年越しをしたのも

初体験です。



遅くなりましたが

新年あけましておめでとうございます。


今年は

皆様におかれましては

不運が遠のき

旧年より更なる

幸が舞い降りることを

心よりお祈り申し上げます。


さて

わたくしめは

つい先ほど

無事、新生詩人「江彰 透」が誕生しました。

よろしければ

産声をお聞きください。





・・・・・・





『誕生日』  作/江彰 透





五十一年目の誕生日



縁のある友から

「あめでとう」



感謝の気持ちで

「ありがとう」



誕生日は

お祝いしてくれることに

少し有頂天な気持ちで

毎年過ごしてきた



今年は

どうしたんだろう?



何かが足らないような気がする



遠い昔から

置いてきた感がある



どこからか漂う煙に

タイムスリップしていく



・・・・・・



「オギャー」

赤ん坊が産声をあげる

「お父さんかわいい男の子ですよ!」

「おめでとうございます!」

助産士が赤ん坊を抱えながら話す

「ありがとうございます」

返事も間々ならず家内の枕元に駆け寄り

「産まれたよ! 大丈夫?」

「あなた! 一緒に立会ってくれて ありがとう!」

「・・・」

無言で家内の手を握り締めていた



・・・・・・


僕が産まれた

誕生日

今日この日



お祝いしてくれる

うれしさと共に



産まれたからこそ

いろんな

めぐり会える出会いに

感謝

「ありがとう」



なにより大切な感謝



父と母の愛の結晶

母のお腹で誕生した命

母のお腹での四十週



両親に

産んでくれて

「ありがとう」