ちよちゃん

からの投稿詩を紹介する前に

前座を少々


今年の3月

春を拒んで

冬が居座っているころから

書き物の同好のよしみで

仲良くしてもらっているブロガーさん


では彼女を題名に素振り練習します



『ちよちゃん』


彼女は涙が定番



その涙は

常々

いろんな

辛いことがあっても



自身に

切磋琢磨する

呼び鈴のように



周りへ

心遣いの

目覚ましのように



涙して

少し

立ち止まり



涙して

遥かなる未来へ

一歩

一歩

歩んでいく



心に

魂に

愛の足跡を

つけるかのように

涙する



・・・・・・・・・



『夢みる』 



この世界の何処かで
私を待っている人

呼び声に振り向いて
笑顔を向ける

安らいだときめきを
幾たびも心に宿して
新しい今日を生きるために
また 生まれてくる

この世界の何処かで
私を待っている人

見つけて欲しいと
呼び続ける

呼び声は聴こえているから
もうあと少しで
辿り着ける

私を待っている人

もうすぐ
あなたに会える



作/ちよちゃん