お馴染み
勝手にテイクアウト選集のお時間です。
今回は
目に入れても痛くない
親愛なる
夜 お嬢さんの
菓子です
もとえ
歌詞です。

前置きより
「はやく読みたい」
聞こえてきそうなので・・・


ではどうぞ


・・・・・・



『好きだけど、好きだから』


雨が止まない
君はどこにいるの?
まだ叶わない恋に
打たれてるの?


僕ならばきみを独りに
しないのに僕じゃだめなの
切ないよ


僕がきみを見て
キュンとなるときは
あの笑顔じゃなくて
きみがアイツを遠くで
切なそな顔で見つめた
瞬間なんだ


この胸締め付ける
きみの眼差し
ここへは届かない
それでも構わないんだ
その横顔は
誰も知らない
僕の好きなきみ
ただ見つめたい





雨のフィルター
きみ以外遮るんだ
顔が熱いよ
患う想いが腫れて


次会える約束はない
このもどかしさ辛いのに
止められない


雨の日にきみを
こんな想うのは
晴れた笑顔よりも
焦がす胸に降る雨
見えない涙滲ませた
あの顔が
僕の胸焼き付いて離れない
どうしたらあんなに
熱く見つめられるの
僕も同じような顔で
きみを見てるのかな





こんなに好きなのに
叶えるよりも
きみの恋が叶うことを
見守るなんて
バカだなって思われる
かもしれないけど
僕のこの恋は
これでいいんだ
分かれ道がくるまでの
雨の散歩道
きみの想いが晴れた日に
僕も晴れるだろう
今は濡れていたい



作/夜