赤い糸
『存在』
何かに疲れ果てたとき
その何かだけでなく
他の何かもできなくなっていた
たったひとつのできごとが
僕のカラダをつかんでた
たったひとつの言葉が
僕のカラダをつかんでた
君は僕にとって
それだけ大きな存在
でも君はそれを知らない
そして
何気ない君の言葉に
しぐさに
僕がどれだけ悩んでるのかも
たったひとつのできごとが
僕のカラダを縛ってた
たったひとつの言葉が
僕のカラダを縛ってた
たったひとつの存在・・・
僕のこころに強くささった
作/あい
・・・・・・
サイト時代の投稿詩から取り上げてみました。
当時の感想はパックアップなく
改めて感想を書いてみようと想います。
人を思い遣る
気持ち
言葉
そして
愛情。
ただときに
相手の状況や
タイミングによっては
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
のように
その一言が
相手そして自分をも
傷つける恐れがあるのも
これまた事実。
ただ
傷つくことを恐れて
萎縮するのも
どうなんだろう!?
ひとは
確かに傷つく
でも
人の
潜在している
神秘の
回復力
再生力が
あるのも事実。
言の葉を
ヒラヒラと
そよ風にのせて
真摯に積み重ねて
時に傷つくことがあっても
熟練していければ
いいなって思いました。
愛しいひとのために
そして
自分のために
まさに
「自利利他」のように
末永く
自らを生かし
他者も生かしていければ・・・