残暑きびしいけど、

お元気にしていますか?

今日はね残暑お見舞いと

お知らせ書きますね!


月日が、流れていくのも早いもので、

ヨシコと逢わなくなって、三十四年が過ぎたね。


あなたとも、盆正月の便りだけになって、

もう数十年になるよ!


主人もね、

あなたのこと

「元気にしてるかな」って、

白髪交じりで独り言いってるよ。


そんな独り言から、

私にね、同窓会行ってこいって、言い出したの。


あなたに会いに行ってこいは、わかったんだけど。

「同窓会?」って

なにボケてんのかなって、聞きなおしたの。

すると

「特別参加に後輩一名参加だけど」

亡きヨシコとわたしとあなたの同窓会って意味だって

ほんと、あなたの先輩は相変わらず、遠まわしなひとだよ。


それでね、主人に、あなたはなぜ行かないのって聞いたら。

「同窓三人だと、後輩がかわいそうだろう」だって。

ほんと、あなたの先輩相変わらず、訳わかんないひとだよ。


どう? 私とヨシコの同窓会に、特別参加してくれない?

っていうより、強制参加だからね!


私じゃ、三途の郵便やさん、

届けてもらえないかもしれないから、

ヨシコには、

お願い、

あなたから

「逢おうね!」って言っといてね!


じゃ、また近いうちに、連絡するね!