「ひとめぼれ」三部作

第一部

に続き

凜さん

から

第二部を提供していただきました。

っていっても

私が

勝手に

エントリーさせていただいて

まことにもって

凜さんには

いつも

申し訳なく思っています。

どうぞお許しくださいね。



・・・・・・



『ひとめぼれ』 作/



ひとめぼれって

この歳になっても

あるんだな……



だけどさ

恥ずかしくって

言えなかったよ



「貴方にひとめぼれしました!」

なんてさ……



若い時のように

沸き上がる

情熱の勢いに任せ

何の衒いもなく

言えたら



帰路の機内で

ひとり悔しい思い

しなくてもよかったのに



あとのまつり



今度は

いつ逢えるかも

わかんないきみに



言いたくて

言いたくて

言えなかった言葉

「貴方にひとめぼれしました!」



今も尚 心のなかで

こだまする