少女のような君

来る日も

来る日も

手を携えて歩いた日が

昨日のように甦る



蛹から蝶へと脱皮する君

来る日も

来る日も

手を離して歩いた日が

走馬灯のように甦る



いつしか

君の視界から

遠ざかり

ずっと

ずっと

木陰から見守っていた



少女ごころを

オブラートに包み

羽ばたいてる君をみて



「木陰から」

離れるときがきたかもしれない



「サヨナラ」

するときが来たかもしれない



「魂で」

見守るときがきたかもしれない