君のことは 

ただ好きなだけと

言い聞かせていた



君のことは 

愛してなんかいないと 

思い込んでいた



君への想いは

抑えても

堪えても

いつのまにか

大きくなっていた 



この気持の後悔って

「想いを悲しませること?」

この気持ちの本望って

「君を困らせること?」



いや そうじゃない

君がとても愛しいだけ

「だろう だったら」



いまは

山々の彼方に預けよう

きっと

いつしか

山々の神が

まねてくれるかもしれない

「見返りをもとめなければね」



そうだね