突如音信が途切れて

必死に足跡を追いかけて

でも

追いつくことができなかった



伝言板に

「ありがと」



伝書鳩に託してみた



すると

伝書鳩が

「確かに 届けたよ」

「でも」

「あることで傷ついたみたいだよ」

って



あらためて

伝書鳩に一通の手紙を託してみた



「苦しんでるんだね?」

「時間では癒されないだね!」

「一緒に 遠い彼方で 悲しむ涙で」

「傷を少しでも癒してほしい・・・」

「君の悲観的な言葉が」

「楽観的な言葉に」

「一日も早く 切り替ることを願って・・・」



「親愛なる キティーヌへ」