「あなた 行って来るね」

今日は一泊の君の里帰り



ほんのつかの間の

ここ数年ぶりの

独り生活



どこか

ウキウキしていたのに



いざ

直面してみると

手持ち無沙汰に

うなり声に

ため息



いろいろ

やること考えてみると

頭は

麻痺して

瞳は

上の空

身体に至っては

硬直状態



「なんなんだろう」



離れてしる

「なんとか」だろうか


くっつき過ぎての

「なんとか」なのか



とにかく

昼寝でもすることにしよう



君には内緒だけど



夢で会えるのを楽しみにして