あなたは 

今どこを歩いてるの 

短いトンネル 

それとも 

長いトンネル



あなたは 

今どこを歩いているの 

海辺の砂浜 

それとも 

海の中



あなたは 

なぜ 

ひとりで行くの 



どうして

私を残していくの




私はひとりで 

歩きなさいって言っているの

私はあなたと 

一緒に歩いたらだめなの



あなたの居る所は 

あぶないところなの



トンネルなら 

はやく抜け出して

海の中なら 

はやく

岸辺に戻ってきて




トンネルでもいい 

海の中でもいい

あなたと一緒に 

歩いていきたい 



あなたと  

いつ何時でも

離れたくない




あなたと 

一緒なら



人で

いられるから





・・・・・・・・・・・・・・・

ひとって

周りとの繫がりに

疲れたときとか

周りからの思いを

気にしすぎたときとか


人って

独りをこよなく

どこか

愛することがあって

殻にこもり

意固地になるときが

あるよね。


でも

勝手なもので

自身が弱ったときは

周りをこよなく

求め

気にとめてくれなさに

これまた

孤独に苛まされ

寂しさを

覚えるもの。


良きにつけ

悪きにつけ

やっぱり

人は支えあってしか

生きれない

わがままな生命体のような

気がします。

そんなことを

想いながら

詩作してみました。