なにも

してあげられなかった

 

一人

自意識過剰になって

一人

優越感に浸って

一人

正義ぶって

 

いったい

何を相手にして

いったい

何処を向いて

いったい

何のために

 

是非が

わかってもないのに

真偽も

わかってもないのに

道理など

知る由もないのに

 

プラスの世界へ

いってるつもりが

まわりよりも

早くいっているつもりが

 

いつしか

マイナスの世界へいっていた

 

もっと

早く気づくべきだった

 

左右対称

上下対称

前後対称

プラスマイナス対称

 

もっと

早くから

自身を対称にしていたら

比べることの

無意味に気がついていたら

 

きっと なにかを

してあげることができていた

 

ほんの

少しずつだけど・・・