貴女と知り会って三年

知り会った当時は、仕事が過密で不規則
貴女とのひとときで、心身を休めて
つかの間の癒しをもらった

貴女にいつしか好意を持って
いつの間にか恋した

貴女に強引に接して
勝手なジェラシーをして

痛みを与えて
貴女への気持をコントロール出来なくなった

そして、そして
~天の声~
(今の君では、無理、一方通行、諦めなさい)

思わず
( 何故? どうして?)
でも、いつの間にか
音信不通になっていた

時は何事もなかったように過ぎて行く

~そして~
不意に病に倒れた
病中、振り返った人生
いろんな人に支えられた事
添え続ける事の出来なかった恋愛
未熟な自身への懺悔
いつしか訪れる人生の最期の事

そして、そして
~天の声~
(君にラストチャンス)
思いもよらず
(本当? 本当ですか?)

貴女とのひと時が脳裏に浮かぶ

一年半ぶりの音信
携帯から聞こえる
電波の通じないアナウンス
貴女の事は

(忘れ去る事ができない)

最期の音信を決意
数週間経って音信してみる
携帯から聞こえる呼出し音

思わず後ずさり、切ってしまいたい

(もしも~し)
貴女の声
変わりのない声、心地の良い声

込み上げる想い
~そして~
貴女との再会

そして、そして
~天の声~
相手を許せる
相手を認める
相手を包み込める
見返りのない
心の一方通行が
真の双方通行

そして、そして
~天への僕の誓い~
貴女への思いやりを心がけて
貴女の向上を常に考えて
貴女の幸福を何よりも望んで

そして、そして
~僕への独り言~
貴女への愛情が
人生のラストシーン
命をかけて、誓いを守って
貴女のしあわせを
一日でも長く応援したい
一日でも長く見届けたい
一日でも長く添え続けたい

貴女の幸福を願い
天に昇るまで
いえ、昇ってからも
ずっと
ずっと
ずっと
守り続けたい

最期に出会えた
世界中でただひとりの
かけがえのない
史上最愛の
貴女

僕の愛を育ててくれる
僕の魂に息づく
僕の命に鼓動する
貴女

貴女に
出会えて
心の底から

謝謝