デビッド・クローネンバーグ監督のスキャナーズからのオリジナル・プロップ検証してみました。
ダーツ本体はアルミチューブで作られていて前後にゴムパッキンが付いています。
本体部には「PAT. NO. 3,209,695」の刻印があります。
シリンジの付いているところにも同じように別のナンバーが刻印されています。
実際、「PAT. NO. 3,209,695」をネット検索してみると、ダーツの記事が出てくるので、本物のダーツが使用されているようです。
ゴムパッキンやシリンジが空洞になっていることから、実際に麻酔液などが入れられていたのかもしれません。
シリンジ先端には腕に取り付けるためのプロステッチ部があります。
またこのダーツが保管されていたケースの裏には「LACK」の印字があり、これはバール役のステファン・ラック氏の「LACK」なのかもしれません。