A Big Giggle


近所の直売スーパーで,うまれてはじめて「リンドウ」を買った。
157円なり。(この間のアジサイも157円)
本当は,黄色いひまわりにしようと思ったのだけど,このブルーに目を奪われて。
そして,野菊の墓を思い出して,決めてしまった^^

野菊の墓は,赤毛のアンに並ぶ私の青春時代思い出の一冊。
アンと同じように,言葉が美しく,一つ一つの言葉でその情景をありありと脳裏に描くことができる。

政夫と民子が,お互いのことをリンドウと野菊と例える場面はあまりにも有名だ。

どうりで民子さんは野菊のようだ
僕は野菊が大好きだ

って,お互いのことを花にたとえて,はっきりと君が好きだと言えないもどかしさ。思春期に突入したばかりの私にはロマンチックにさえ思えた。

そしてその結末には号泣しながら読んだものだ。


本も一期一会で,あの時,思春期の中にいた私だからこそ,野菊の墓を読んであんなにも感じて泣いて,いつまでもこころに残る一冊になったのだと思う。大人になって,世間を色々知ってから読んだとしても,同じような感情には至らなかったはずだ。

子供時代の読書は,大人の人生豊かにすると裏付けされていると,聞いたことがある。この間のトトロもそうだけど,子供の心は本当に純粋で,キラキラしているから,本を読んでも感情移入するし,頭で想像も沢山して,心を育てていく。姫にもいつか,いいタイミングで,野菊の墓,読んでみてほしいなぁ。

最近広島であったあまりにも残酷な事件で,ここ数日は考えさせられる日々だったけど,リンドウを見てなぜか少し勇気づけられた。