フラガール、いわき再起への挑戦「46年前と同じチャンスなんだ」
自主映画制作グループWEB-CINEMARS.COM (ウエブ・シネマーズ ドットコム)
映画でも有名になったフラダンスチーム「フラガール」は、炭坑の町だった福島県いわき市の再起の象徴だった。そのいわき市が震災、原発事故にあえぎ、フラガールの拠点も地震で損傷した。しかし練習もままならない状況から、福島の復興を訴えるため全国巡回公演に立ち上がった。「日本中に知ってもらいたい」。結成した46年前と同じ、故郷の再起を祈ってのスタートだ。(桜井紀雄)
フラガールのステージがある総合レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」では3月11日、昼のショーが終わった直後、大きな揺れが襲った。続く東京電力福島第1原発の事故。地元いわき市出身の20代を中心とするメンバー28人は、関東などに避難する人もいて、散り散りになった。
メンバーの山際麻衣さんは公演の写真を見ては「いつ皆に会えるのか。元に戻れるのか」と不安ばかりが募ったという。水道も出ず、自慢の長い髪も洗えない。水くみに苦労し、ダンスどころではなかった。
施設が復旧に向け動き出した4月11日、震度6弱の余震が襲い、3月の本震以上の損傷に見舞われた。リーダーの加藤由佳理さんは「2度のショック。メンバーに『再開がさらに遅れる』と伝えるのが一番つらかった」と振り返る。
そんな中、4月22日には一同が集まり練習を再開。復興への願いを込め、全国巡回公演をしようとの計画が持ち上がった。
ハワイアンズは、かつて町を支えた石炭の低迷とともに豊富な温泉水を利用したリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」として昭和41年に開業。目玉とされたのが、地元出身者でつくるダンスチーム「フラガール」で、結成した40年から翌年にかけ全国巡業を行った。それ以来、45年ぶりの全国公演。5月3日にいわき市内の避難所を皮切りに埼玉や東京、福岡、宮城で無料公演を行ってきた。今後も全国60カ所以上の公演を予定している。
5月下旬の東京公演。会場はハワイアンズでのショーを見たことがあるという観客らで埋まった。ショーの合間、観客の父娘が首にかけるレイをメンバーに手渡した。ハワイアンズでの公演でメンバーからもらい、大事にとっておいたものだった。
「施設が再開したら、また必ず取りに行きます」。レイに込めた父娘の声援に、メンバーらは涙をこらえきれなかった。
「お客さんの前で踊れるという当たり前の日常がまったく当たり前ではなくなった。踊りたくて仕方がないというメンバーの思いがひしひしと伝わってきた」と加藤さんは言う。
メンバーの須藤麻理絵さんは今回初めてショーを見たという女性の「感動した。再開したら必ず行く」との一言が忘れられない。「今まで知らなかった人にも伝えられた。46年前と同じ、多くの人に知ってもらえるチャンスなんだ」
現在、ハワイアンズの宿泊施設には同県広野町の住民約340人が避難しているが、10月中の全面再開に向けて復旧作業が進められている。
6月18、19両日、フラガールたちは震災後初めて、ハワイアンズ内で避難者にダンスを披露した。公演を見た主婦は「元気をもらった」と声を弾ませ、涙ぐむ観客もいた。
須藤さんは「『原発の福島』ではなく、福島といえばハワイアンズだと日本中の人たちに知ってもらいたい」と笑顔を見せた。震災、事故を経て、あらためてこう思う。「お客さんの前で踊れるのがうれしくて、うれしくて。ダンサーになって本当によかった」
【関連記事】
「笑顔届けたい」フラガールが45年ぶり全国巡業へ
被災コンビニでチャリティー 蓮舫担当相も
広がる“福島ラブソング”の輪 福島県出身の「猪苗代湖ズ」
世界のスターが応援!「日本人はさらなる飛躍を」
「猪苗代湖ズ」楽曲に福山参加していた!
東日本大震災の震災孤児 支援には厳しい現実もある
「この記事の著作権は 産経新聞 に帰属します。」
の、監督けいすけです。
![]()
映画「フラガール」を思い出しますね~
震災にあわれて大変でしょうが、元気を東北に日本に与えてください!
| 拡大写真 |
| 故郷の再起を祈り、全国巡回公演に立ち上がったフラガールたち。各地で華麗な踊りを披露している =東京都渋谷区(桐原正道撮影)(写真:産経新聞) |
フラガールのステージがある総合レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」では3月11日、昼のショーが終わった直後、大きな揺れが襲った。続く東京電力福島第1原発の事故。地元いわき市出身の20代を中心とするメンバー28人は、関東などに避難する人もいて、散り散りになった。
メンバーの山際麻衣さんは公演の写真を見ては「いつ皆に会えるのか。元に戻れるのか」と不安ばかりが募ったという。水道も出ず、自慢の長い髪も洗えない。水くみに苦労し、ダンスどころではなかった。
施設が復旧に向け動き出した4月11日、震度6弱の余震が襲い、3月の本震以上の損傷に見舞われた。リーダーの加藤由佳理さんは「2度のショック。メンバーに『再開がさらに遅れる』と伝えるのが一番つらかった」と振り返る。
そんな中、4月22日には一同が集まり練習を再開。復興への願いを込め、全国巡回公演をしようとの計画が持ち上がった。
ハワイアンズは、かつて町を支えた石炭の低迷とともに豊富な温泉水を利用したリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」として昭和41年に開業。目玉とされたのが、地元出身者でつくるダンスチーム「フラガール」で、結成した40年から翌年にかけ全国巡業を行った。それ以来、45年ぶりの全国公演。5月3日にいわき市内の避難所を皮切りに埼玉や東京、福岡、宮城で無料公演を行ってきた。今後も全国60カ所以上の公演を予定している。
5月下旬の東京公演。会場はハワイアンズでのショーを見たことがあるという観客らで埋まった。ショーの合間、観客の父娘が首にかけるレイをメンバーに手渡した。ハワイアンズでの公演でメンバーからもらい、大事にとっておいたものだった。
「施設が再開したら、また必ず取りに行きます」。レイに込めた父娘の声援に、メンバーらは涙をこらえきれなかった。
「お客さんの前で踊れるという当たり前の日常がまったく当たり前ではなくなった。踊りたくて仕方がないというメンバーの思いがひしひしと伝わってきた」と加藤さんは言う。
メンバーの須藤麻理絵さんは今回初めてショーを見たという女性の「感動した。再開したら必ず行く」との一言が忘れられない。「今まで知らなかった人にも伝えられた。46年前と同じ、多くの人に知ってもらえるチャンスなんだ」
現在、ハワイアンズの宿泊施設には同県広野町の住民約340人が避難しているが、10月中の全面再開に向けて復旧作業が進められている。
6月18、19両日、フラガールたちは震災後初めて、ハワイアンズ内で避難者にダンスを披露した。公演を見た主婦は「元気をもらった」と声を弾ませ、涙ぐむ観客もいた。
須藤さんは「『原発の福島』ではなく、福島といえばハワイアンズだと日本中の人たちに知ってもらいたい」と笑顔を見せた。震災、事故を経て、あらためてこう思う。「お客さんの前で踊れるのがうれしくて、うれしくて。ダンサーになって本当によかった」
【関連記事】
「笑顔届けたい」フラガールが45年ぶり全国巡業へ
被災コンビニでチャリティー 蓮舫担当相も
広がる“福島ラブソング”の輪 福島県出身の「猪苗代湖ズ」
世界のスターが応援!「日本人はさらなる飛躍を」
「猪苗代湖ズ」楽曲に福山参加していた!
東日本大震災の震災孤児 支援には厳しい現実もある
「この記事の著作権は 産経新聞 に帰属します。」
友達との話のネタに、使えそうですか?
使えるといいのですが、、、
わたくし監督けいすけが所属している
自主映画制作グループWEB-CINEMARS.COM (ウエブ・シネマーズ ドットコム)メンバーがおすすめする、国内外のクリエーター作品を、
無料で観られるサイト作りました。
WebMovieTheaterです お時間があったら、ぜひご覧下さい! 随時更新していま~す。