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元ビッグモーター社員が語る

報道とはちょっと違う観点からの解説です。
取材等は受けていません。

個人的には一番重大な問題が直近で明らかになりました。

 

 

 

 

不正請求や不正車検に比べるといささか世間の注目度が低いこの問題ですが

 

おそらく保険業に関わる方であればこのニュースを見た時に

 

あまりの衝撃で机上に崩れるか、驚きのあまり立ち上がったはずみで椅子が倒れるほどのものでした。

 

 

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自動車保険が属する損害保険というものはこれを読む皆さんにも馴染みが深い存在であり

 

細かい事はよくわからないけど車とか家とか不注意で何かあった時の損害を補償してくれるもの

 

という認識は大なり小なり頭の何処かで認識して加入しているものかと思います。

 

保険というものの説明はWikipediaなりでも見てもらえれば済む話なのでここでは割愛しますが、重要なのは

 

損害保険の契約は「損害保険募集人」という講習と筆記試験をクリアした有資格者が行う業務です。

 

つまり、知らなかった 認識違いだった といううっかりが介在しないというのが原則です。

 

まして一定以上の会社であれば社内には保険業務に携わる専門のスタッフが一定数存在しますし

 

業務が適正に行われているかの監視監督を行うために専門の常駐員を損保会社から出向させるケースもままあります。

 

 

報道では「損保会社からの出向」が槍玉に挙げられていましたが、ある程度の規模以上の自動車販売店では

 

業務の適正化の観点から鑑みるとむしろ適正な行為であり、それ自体何ら責められる要素はありません。

 

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問題は、そのレベルで監視監督を行われていたBMにおいて虚偽申し込みが発生してしまったことです。


この問題にあっては 「有印私文書偽造」「保険業法違反」「詐欺」 という立派な犯罪行為が成立します。

 

契約書に勝手に署名ないし捺印して勝手に契約行為を行うんですから当然ですね。

 

もちろん契約には全ての人間の介在が明確にされます。

 

 

虚偽の顧客 → 担当者(保険募集人) → 保険代理店(BM) → 保険会社

 

 

知らなかった、確認していなかったでは通用しません。契約時には重要事項説明書を元に確実な説明と署名捺印が必要です。

 

たとえ親子兄弟であったとしてもその契約署名に代筆は許されません。

 

それほど保険の契約には厳格なルールがあり、それを前提に成り立っているのが保険制度です。

 

 

ゴルフボールで話題になった不正請求であれば伝達ミスやチェック体制の甘さという弁解の余地があります。

 

街路樹破壊の除草剤問題も誰が散布したか分からないのであれば立件することは難しいので法人への賠償請求止まりです。

 

メディアでは些少な取り上げられ方をしているこの問題

 

今まで出てきた中では最も深刻でダメージを大きくしうる案件であると私には感じられました。