
まず、フジモンは左を出しながら様子見

俺の指示は
『いきなり勝負に行ってもいいぞ、ただし行くなら思いっ切り行けよ
あと、寝るのが嫌なら寝るな
もし、寝るなら絶対に上になること
メリハリつけて中途半端にならないようにしろよ
』フジモンは少し距離をとって相手にプレッシャーをあたえてる感じ

途中、いい右フックをフジモンが打ったんですが…空振り

距離が遠かったのといまいち踏み込みが甘かったんで届きませんでした

その後、相手がタックルにきたんですがフジモンはキッチリと相手の首をフロントネック状態にしてタックルをこらえコーナーへ行って倒されないように状態をキープ
俺は『落ち着けよ、まずは片足のタックルを切っちゃえ
残り時間少なくなったら教えるから、そのまま寝ろ
』 すると残り時間が少なくなってきたときに、フジモンがフロントネックのまま寝て、俺の目の前に
『フジモン
残り少しだからはずすなよ
そのままキープだ
足はきっちりガードポジションにして相手に巻きつけろ
』と絶叫
ここでゴング

終始攻めていたフジモンが取ったラウンドだと思い、コーナーに戻ってきたフジモンに
『よし
とったぞ
まずは大きく呼吸しよっか
水も飲んじゃえ
向こうの方が疲れてるぞ
ラスト2分だ
決めてこい
左のガードは低いから上げとけ
そして何度も言うけど寝技が嫌なら付き合うなよ
気持ちで負けんな
ここまできたら決めてこい
次戻ってくる時はお前が勝者だぞ
』 しっかりとフジモンは頷いて話を聞いてました

俺は現役の時は興奮して『ブッ殺してやる
』としか思えないことが多かったから最近の選手は冷静で素晴らしいと思います
セコンドアウトのコールがかかりセコンドアウトして、さぁ勝負の2Rめ

続きはあとでね
