オリンピックはその開催都市の文化や魅力を世界に発信するまたとないチャンスである。
発展途上国であればいかに経済的に発展したかを見せ付けるのも良し、先進国であればいかに安全であるかをアピールするのも良い。
では、東京は何をアピールするのか。
例えば開催国決定の場でも招致団がプレゼンしたように世界最高水準の交通インフラは我々の最も誇れるものの一つかもしれない。特に都市部に網の目のように張り巡らされた地下鉄は訪れた人々を驚愕と混乱の渦に巻き込むこと間違いない代物である。
是非、五輪開催に向けて東京メトロと都営地下鉄はさっさと合併し、利便性向上に全力で取り組んで貰いたい。
地下鉄の利便性向上にあたっては、駅構内のバリアフリー化や構内無線LANの配備、乗り換え易さの改善など色々取り組むべき課題がある。むっつり鉄道マニア的には銀座線1000系のような新型車両の配備なども大いに歓迎である。
ただ、それだけでは十分ではない。
その上で熱烈にお願いしたいのが、「全駅へのウォシュレット設置」である。
ブラッド・ピットが来日した際、ウォシュレットに大変感激し、自宅用に最新式を購入した話は非常に有名な話だが、「トイレ」こそ日本が誇るべき最高のアイテムだ。皆、海外へ行った際に痛感すると思うが、どんな先進国でも日本ほどトイレが清潔でハイテクな国はどこにもない。
したがって、鉄道会社は是非、TOTOでもINAXでもどこでも良いのでガッツリ手を組んで、全駅に最新式トイレの導入を検討頂きたい。
私は想像する。東京五輪に訪れた外国人が駅のトイレに感動する姿を。彼らはそれをTwitterにポストし、自身のFacebookにアップするだろう。
「ニッポンのトイレはヤバい!」
「トイレの概念を打ち砕かれたわ。」
「オイラのケツがどうにかなっちまいそうだぜ!」
そんなコメントで盛り上がるに違いない。
そのムーブメントはいつしか大きなうねりとなり、世界中のトイレがウォシュレットスタンダード(WS)になる日がきっと来る。
するとどうだろう。
OPPで悩む私は今後安心して電車に乗れる。そして、現地のトイレ事情を心配せずに海外旅行にも行けるようになるのだ。勿論、結果として我が国の貿易収支に良い影響をもたらすことは言うまでもない。良いことづくめだ。