(TUESDAY)
皆さんが、自分の心の状態を書き出しておられる間に、不安のメカニズムについて書きます。
私は、変人なので、なんでもメカニズムが分からない限り、納得しないんです。
ほとんどの人はそうでは、ないそうですが、
知っていて損なはずはないですよね~。
自分の内臓(脳も含めて)をしっかりと知っていることは、
私はとても重要だと思うんです。健康のために![]()
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脳の部分がどう不安と関係しているかの図:
┌──────────────────────────│前頭前皮質│(PFC ‐mPFC以外)│ -計画│ -意思決定│ -再評価(「もしかしたら危険ではないかもしれない」)└────────────────────────────│抑制または鎮静するブレーキ(不安障害では弱いのかも)│シグナル
▼┌────────────────────────────│扁桃体│(AMYGDALA)│ -脅威(現実の脅威、または想像上の脅威)を検知する│ -恐怖を引き起こす│不安障害では過剰に活動的なのかも└────────────────────────────││ 有効化する▼┌────────────────────────────│ 海馬 │(HYPPOCAMPUS)│ -恐怖の記憶を蓄える│ -現在を過去と比較する(「まるで前回のような感覚だ」)│ 過去のトラウマが存在する場合、危険を過大評価する可能性がある└──────────────────────────────│▼ シグナル┌──────────────────────────────────────────────────────│ 視床下部 │(HYPOTHALAMUS)│ -ストレス対策司令塔│└─────────────────────────────────────────────────────│▼ シグナル┌──────────────────────────────――>自律神経 ーー>HPA軸│アドレナリンを放出する--> |-コルチゾールを放出する│ -心拍数を増加させる │ 危険の備えを継続させる│ 危険に備えて体を準備する │└──────────────────────────────│▼ シグナル<身体的な不安症状 (眠れない、イライラ、ドキドキ、息苦しいなど)> これがまた、恐怖を与えて、扁桃体を刺激するループ。
各地域の簡単な説明:
扁桃体
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「警報システム」。
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危険が想像されているだけでも、火は燃え上がる。
生まれつき(NATURE)+環境・経験(NURTURE)で過激反応になる
前頭前皮質
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「論理と推論」の部分。
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扁桃体を落ち着かせようとするブレーキ。
生まれつき(NATURE)+環境・経験・疲れ(NURTURE)で強くなったリ弱くなったリ
海馬
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記憶中枢。
-
現在の状況を過去の恐怖と結びつける。
トラウマによって過敏になる。
不安はどこからスタートするのか:
多くの場合、扁桃体(危険察知)からスタートするらしいですが、
DMN(ネットワーク)からスタートする場合もあるのです。
DMNにmPFCは含まれています:
1. 内側前頭前野(mPFCとPCC)
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自己内面的な思考を生み出す
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社会的な状況について考えすぎる
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将来のネガティブな結果を想像する
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過去の過ちを繰り返す
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「もし~だったら」というループを作成する
認知不安の本質です。
2. 後部帯状皮質(PCC)
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内部的な物語を維持する
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自分のことに集中できる
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問題について考えるのをやめるのが難しくなる
3. 海馬
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メモリーを追加する
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現在の状況を過去の恐怖と結びつける
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不安を身近なもの、あるいは避けられないものに感じさせる
4. DMN → 扁桃体
得に日本文化の場合、社会的な状況を常に考えていないといけないから、
DMNが活発になり、扁桃体を刺激するのです。
DMNは以下の責任を負っているためなのです:
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自己評価
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社会的影響を想像する
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社会的な過ちを繰り返す・返さない
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判決を予期する
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階層構造を気にする
不安には文化的圧力のほかにどのような環境・経験が影響?
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慢性的なストレス
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子供時代の予測不可能性(CPTSD)
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社会的評価のプレッシャー
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恥の意識に基づく環境
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反芻思考(DMNの過剰活性化)
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睡眠不足
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燃え尽き症候群
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トラウマ
さて、私の場合は、理工医学的説明がない場合は、DMNのループに入りやすいですが、
なぜか、ブレーキが異様に強いので、扁桃体が活性化しないのです。
すなわち、前頭前皮質とDMNのかなだけで生きているまれにしかいない変人なのです。![]()
あなたの場合はどうですか![]()
ブレーキが弱い![]()
扁桃体が過激反応しやすい![]()
DMNのループに入りやすい![]()
そして、それは、NATURE(生まれつき)の影響が多い![]()
それともNURTURE(環境と経験)の影響が多い![]()
しっかりと考えてみて下さいね。
それが、不安を止める助けになるかもしれませんから。
次回は、脳の部分が脳物質とどう関係しているのかを説明します。
それによって、なぜ、精神科医がどの薬を出すのかが、分かります。
そして、日本の精神科・心理療法は世界的に見て、ユニークな道を
歩んでいることも説明しますね。これも文化の影響なんですよ。