(アメリカの月曜日です)

 

最近は、NHKの旅番組にはまっています。

  • 大阪の街並み。
  • 韓国の街並み。
  • オーストラリアの街並み。
  • オランダの街並み。
  • エジプト、ローマ、ギリシャの遺跡めぐり。
最近の映像はきれいだから、行った気分になっています。ニコニコ
 

ーーー本題ーーーーーー

 

まずは、私が苛立っている原因から書かせてくださいね。爆  笑

 

この世にはあらゆる理由で脳や脳神経がうまく働かなくなる疾患があります。アメリカでは脳神経科(Neurology)が見て原因をさがします。精神病のように見えていても、脳の病気(炎症・腫瘍など)の場合もあるからです。


日本の医療体制は、アメリカのようにNeurologyが幅広く“脳の機能の問題”を一括して診る仕組みとはかなり違っています。日本では分断されているのです。びっくり

 

そのため、脳や脳神経がうまく働かなくなる疾患が、どの診療科に行くべきかが非常に分かりにくいのです:

  • 神経内科が診るのは主に脳・脊髄・神経の“器質的な病気” を扱います。神経内科が扱う範囲がアメリカより狭く、発達障害や精神症状は基本的に扱いません。ショボーン
  • 子どもの脳神経の問題は 小児神経科 が担当します。ただし、小児神経科は日本では数が少なく、ASDやADHDなどの発達障害は小児精神科に回されることが多いんです。ショボーン

ということで。。日本では、ASD・ADHD・学習障害などは精神科(または小児精神科) が診ることになっています。
理由は:

  • 発達障害が長年「精神科の領域」とされてきた
  • 政府支援の制度上「精神障害」に分類されている(昨日書きました)
  • 神経内科は発達障害を扱わない
私は、この状態に苛立っているわけです。プンプンプンプン
 
前回、説明したように、発達障害は遺伝子変化+環境要素による脳・脳神経の発達の問題ですよね。
ならば、脳神経科が見るべきなのでははてなマークはてなマーク
 
皆さんの意見を聞かせてくださいね。
 
今日は、それに関連した大事な情報をお伝えしますね。

ーーーASDと脳の研究ーーーー

 

 


私は、日本ではASDの行動にばかり目が行っていて、脳の仕組みに目が行っていないように思えましたが、それは、一般人や一般の医者の話で、研究者達は、脳や原因に重点を置いているようです。良かったです。ニコニコ

行動にばかり目が行くと、「この行動を治さないと」と思ってしまうし、「なんでこんな行動をするの?」と苛立ったりします。まるで性格の問題や育て方の問題のように扱ってしまいます。

 

生まれつき身体が悪い人達を見て「この動きを治さないと」「親が悪い」とは思いませんよね。苛立ちませんよね。

   それと同じでないといけないと私は思うのです。

 

   で。。脳に関する研究について、AIに聞いてみました。

 

自閉スペクトラム症(ASD)の脳研究はどこまで進んでいるの?


自閉スペクトラム症(ASD)についての脳科学は、この10年ほどで大きく進歩しています。 昔は「ASDの原因となる脳の異常はどこか?」という“ひとつの答え”を探す研究が主流でしたが、今ではまったく違う考え方が広がっています。


ASDの脳で見つかっている主な特徴:


1. 興奮と抑制のバランスが崩れやすい(E/Iバランス):


脳には「アクセル(興奮)」と「ブレーキ(抑制)」の働きがあります。 ASDの人はこのバランスが興奮側に傾きやすく、音や光などの刺激が強く入りすぎてしまうことがあります。
その結果:
    • 音が刺さるように感じる
    • 光がまぶしすぎる
    • 情報が一気に押し寄せて疲れやすい
といった感覚過敏につながると考えられています。


2. 脳のネットワークのつながり方が独特:
脳の領域同士の“配線”の仕方が、定型発達とは異なるパターンを示すことがあります。
    • 遠くの領域同士の配線のつながりが弱い
    • 逆に、近い領域のネットワークが強すぎる
こうした特徴が、「特定の分野への強い集中」や「こだわりの強さ」や「記憶の問題」に関係している可能性があります。


3. 脳活動の“柔軟性”が低くなりやすい:


脳全体の活動が安定しすぎて、切り替えが苦手になる傾向があるという研究もあります。
    • 気持ちや注意の切り替えが難しい
    • 予定変更がストレスになりやすい
といった特性の背景に、この“脳の硬さ”が関わっていると考えられています。


4. 分子レベルの違い(受容体の変化):


一部の研究では、ASDの人の脳でドーパミン受容体の量が少ないことが報告されています。 これは「人とのやり取りが難しく感じる」ことと関係している可能性があります。


5. 胎児期の脳発達の違い:


胎児期の細胞分化やシグナル伝達のわずかなズレが、ASDのリスクに関わることも分かってきました。 つまり、ASDの特徴は生まれる前から少しずつ形づくられているということです。


では、なぜASDの症状は人によってとても違うの?


ここが一番大事なポイント。 ASDの多様性は、脳の違いが“無数にある”からなんです:


遺伝子の組み合わせが人によって全く違う(前回説明しましたね):
ASDに関わる遺伝子は、現在わかっているだけで数百種類以上。 どの遺伝子が影響しているかで、脳のどの部分に特徴が出るかが変わります。
例:
    • 視覚処理が敏感になりやすいタイプ
    • 他者の意図を読み取りにくいタイプ
    • 音の処理が過剰に興奮しやすいタイプ

などなど。。。
これらが“ブレンド”されて、その人だけの特性が生まれます。


脳のネットワークのズレ方が人によって違う:
AIを使ったMRI解析では、ASDの脳には数千パターン以上のネットワークのタイプがあることが示されています。
つまり、「ASDの人の脳は、指紋のように一人ひとり違う。 同じ脳のタイプの人はほぼ存在しない。」ということです。


ASDと定型発達は“連続体”・ASDは困りごとのカタチや程度:
ASDかどうかは白黒ではなく、脳の個性の延長線上にあります。すなわち、すべての人の脳は一人一人違うんです。

 

だから。。

  1.  生まれつきの脳の特徴とその程度
  2.  育った環境
  3.  ストレス

これらが重なって、大人になったときの“困りごと”の形や程度が変わっていくそうです。

 

だからこそ、「困った行動」に出会った場合は、この3つを同時に考える必要があると思いますびっくりマーク

どれか一つだけを考えるのではなく。。。。。


これからの診断・支援はどう変わる?


脳科学の進歩によって、ASDのサポートは「一人ひとりの脳に合わせる」方向へ進んでいます:


1. AIによる脳タイプ分類
行動だけで診断するのではなく、脳の特徴をもとに「あなたはタイプ__」といった精密な分類が可能になります。


2. 脳の得意・苦手を可視化
脳波や視線データから、
    • 絵のほうが理解しやすい
    • 雑音があると処理が止まる
などを科学的に把握し、学校や職場の環境調整や支援に活かせます。


3. 脳の微調整(非侵襲的ケア)
薬に頼らず、磁気刺激やニューロフィードバックで特定の脳回路だけをやわらげる研究も進んでいます。

 

ASDとは“ひとつの脳のタイプ”ではなく、“無数の個性の集合体”。
ASDという名前は、似た特徴をまとめた“ラベル”にすぎません。 その内側には、一人ひとり全く違う脳の世界が広がっています。


だからこそ、これからの支援は
    • その人の脳のタイプ
    • その人の感覚
    • その人の得意・苦手
に合わせた“オーダーメイド”へと進んでいくでしょうし、そうなるべきなのです。

 

そのためにも、発達障害を脳科学⁺医学⁺生物学で見ることがとても大事だと私は思います。

皆さんはどうですかはてなマーク