日本はもう３０日ですよね。
師走でお忙しいでしょう。
１－３のどれからかこうか、迷いましたが、
一番、楽なのから、書きますね。
どの国も高齢化が進んでいます。先進国は子だくさんの時代ではないですから。
でも、日本の方々は年を取ることによって、困ることが多いと聞きました。
１．就職・転職が難しい
２．部屋を借りるのが難しい
３．一人暮らしが不便
長年頑張ってきたのに、不便になるのは、悲しいことです。
私はカリフォルニァしか知りませんが、カリフォルニァでは：
１．年齢、性別、出身地、宗教、人種、障害、家族構成などが理由で雇わないことは
法律で禁じられています。
ですから、募集するときに、年齢や性別などを条件にしてはダメ。
履歴書にそれらの事を書くのもダメ。
写真もダメ。
面接の時にそれらを話題にするのもダメ。
募集した仕事ができるかできないかで決めないといけないんです。
「それでも他に理由をつけて断るでしょう」と言うあなた。。。
そんなことをしたかもしれないと言うだけで、訴えられるからダメダメ。
人材のバランスが取れていない職場だったら、訴訟に負けますよ。
まあ、カリフォルニァの場合は、不法滞在者を守るので、
行き過ぎていると連邦政府の目の敵ですが。。
それと、定年はありません。何歳まででも働いていいです。
でも、カリフォルニァ人はできれば、５０代で退職したいと言う人ばかりで
それに向かって準備をしておられます。
２．５５歳以上でしか住めない町（SUN CITY）があちこちにあります。
家の値段も安いし、ゴルフコースが多いし、
お年寄りが必要なものがそろっています。
５５歳以上しか住めないアパートもいっぱいあります。
あれ？これは、若い人を差別している？？？
また、家や部屋を貸す場合も、就職と同じで、
年齢、性別、出身地、宗教、人種、障害、家族構成
を聞く事はできません。法律違反です。
判断に使えるのは、払える能力があるかどうか、
これまでの場所で問題を起こしていないかどうか、
それだけです。
３． お年寄りの本当の一人暮らしは日本に比べて少ないんです。
だから、日本のような孤独死がほとんどないのです。
しかし、スタバに行くとはってあるのが、ボランティア募集。
お年寄りを訪ねていって、簡単な修理とか、重いものを運ぶとか、
電球を変えるとか、買い物をするとかしてあげる人です。
ボランティア活動はとても盛んなんです。
友達Aはお年寄りに図書館の本をもっていってあげています。
友達Bはホスピス患者の話し相手に行っています。
シニアセンターはお年寄りの病院通いのバスを出してくれます。
お金さえあれば、世話をしてくれる住む場所は多くあります。
INDEPENDENT LIVING,
ASSISTED LIVING,
MEMORY CARE,
NURSING HOME
詳しく知りたい人は、メッセージかコメントをくださいね。
そうでない場合、私が見ている限り、家族・親戚の絆が強いので、
一緒に住んだり、すぐそばに住んだりしています。
友達Cは、引退したら、娘さんの住んでいるアリゾナに引っ越しました。
友達Dの妹さんは、引退したら近所に引っ越してきました。
ナーシングホームと言って、
ほとんど寝たきりで２４時間医療介護が必要な場合は、
財産をほとんど使い果たせば州が無料にしてくれます。MEDICALと言います。
これは、意見が様々でしょうが、カリフォルニァやオレゴンは、
後６か月しか命がないとわかると、
医者に死ぬための薬をもらうことができます。
ちゃんと２度正式に頼まないといけないけど。
なぜ、このような事を書いたかと言うと、
日本でも同じことをすれば、
高齢者が安心して暮らせるからです。
日本の中だけを見て困ったと言わずに、
世界に目を向けて、
こう変えればいいのにと国民が思えばいいのではないでしょうか？
もちろん、カリフォルニァはいい事ばかりではないです。
１月１日からビニール？プラスチックの袋は禁止です。
よその国や州で使われている化学薬品も環境保護のため禁止されています。
LED以外の電球が禁止されたのもここが最初。
車の排気ガスチェックがめちゃ厳しいです。
カリフォルニアで売るために特別の車を作っています。
家を建てる場合もあらゆる安全基準があるそうです。
いろいろな法律や規制があるので、会社は大変です。
家の値段と税金が異様に高いので、多くがよその州に出て行きます。
なので、いい修理屋さんなどが少ないんです。
それに合わせて、賃金をどんどんと上げるので、
ファーストフード屋は、やって行けません。
ハンバーガーが２０００円になった時点で。。。
多様性を重視・差別はダメと行きすぎて、
女性専門のトイレがないのもいや。
どんな精神疾患がある学生でも大学に入れないといけない。
どこにでも車でしか行けない。
などいろいろですよ。